ガキの遊びが一番

地元のＦＭ局を車の中で聞いていたら、冬の知床観光がここ数年もの凄く伸びている話をしていました。釧路はじめ北海道の他地区では夏場の観光はとても好調ですが冬はどこも集客に苦戦している。何故知床だけ伸びているのか？それは流氷が来る時期に流氷の上を歩く流氷ウォークってのが評判を呼び、今では毎年冬場の観光が前年比を大きく伸ばしているとの事。
で、その観光のヒントになったのが地元の子供たちが毎年流氷が来たら平気で流氷の上を歩いて夢中になって遊んでいる姿だったとの事。子供が楽しい事は知らない土地にわざわざ遊びに来る大人たちも楽しいはずだ。

ちょっと目からウロコでした。考えてみれば子供の頃、初雪が降れば嬉しくて嬉しくて外に出て大騒ぎし、裏の山でドキドキしながらダンボールをケツに敷いてソリを滑ったり、長靴スキーを滑り（小学校の時にスキーが雪に刺さり足首が１８０度曲がる捻挫で学校を１週間休みましたが）、スケートをすべるのが楽しくて楽しくてどんなに寒くても夢中で滑っていたり、とにかく冬が大好きだった。多分１年の中で北海道の子供は冬が一番大好きなんじゃないでしょうか？大人になると寒くて外に出るのが面倒くさいという気持ちから、冬に北海道なんて観光に来るもんじゃないよ、どうせなら夏にしなよって考えるのが当たり前になっている。

北海道の観光って、実は子供が普通に遊んで楽しい事にヒントがあるのかもしれない。それならガキの頃からいっぱいあるよなぁ～。一から考え直してみたら観光業の風景が一変するかもしません。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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