描く絵が好きだから
2016/04/13
飲食店の中でもレストラン、居酒屋、スナックなどは一店舗の個人でやっているお店が多い。先月のブログで釧路の老舗ジャズ喫茶のジス・イズの閉店に際して、こういった個人飲食店は一代限りで良いのではないかと書きました。その辺をもう少し書いてみたいと思います。
例えば居酒屋さんの集客を考えた場合、いつも書いているようにメディアを使ってちゃんと発信し続けなければ忘れられるだけですからDMなどを季節毎にお得意さんに出すといった販促は当然に必要です。
でも、その前にお店自体に魅力がないとお客さんはまたこのお店に来たいとは思わないはずです。そんじゃその魅力って何でしょう?
料理、雰囲気、適正な料金、インテリア、笑顔、楽しさ、清潔さ・・・・確かに全部必要かもしれません。
最近何度も登場して恐縮ですが、やっぱりキュレーションだと思うんです。料理も、空気感も、演出もすべてひっくるめて店主が切り取って創ってお客さんに提示するキュレーションの結果なのです。で、それをお客さん自身が好きかどうかだと思うんです。そこにはノウハウではなく店主の個そのものが出る。
つまり店主の描く絵が好きかどうかという事。だから店主は好きな絵を書き続ければ良い。その絵は店主しか描けないし、自分の人生そのもの。誰にも代わりはできない。その絵が好きな人はお得意さんになっていくし、そうでない人はお店には二度と来ない。それで良いんだと思います。
お店は店主の人生そのもの。代わりはきかないのさ。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
乗山徹
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