お客さんを創造する
2016/04/13
ゴールデンウィークですが溜まっている書類づくりや父の月命日や葬儀など重なって、何やかやと休めない感じです。今日はこのブログを書いた後、何もしない日にしようかな・・・。
さて、昨日に続き「顧客の創造」というテーマでもう少し書いてみます。昨日のブログの最後に「「先」にこちら側から情報を発信して自らお客さんを再生産するのが基本動作。それをしない限り淘汰される時代に入った」と書きました。この意とするところは、意識して色々なメディアを使ってお客さんに気付いてもらう行為、即ち「顧客の創造」が経営者にとって必須科目になったという事です。
こんな必須科目が加わる背景として、これまでと何が変わったのでしょうか?それはそこまでしないと売れない時代になったという事に尽きるかなと思います。基本的に人口減社会で買い手の財布の数が減っている、更に20年来のデフレで個々人の財布の中身が減っている。もう一つはお客さん側からみると買える場所が多様化している。リアル店舗以外にネットで買える。さらに地方だと全国チェーンの大型店が郊外にどんどん入ってくる。ここまで悪い条件が重なっている以上、放っておくとどんどん売上は減るというのが今の時代の自然の流れなのです。以前はどんな時代だったかというと、全てが今の逆つまり、人口はどんどん増えていたので財布の数は増える、所得が上がるので財布の中身も増える、インターネットも郊外の大型店もなく地域の商店街中心のリアル店舗だけが存在していた。だから良いものを作って揃えば売れたのです。全ての条件が逆転した。良いものを作って揃えても、それだけでは売れなくなった。あまりにも商品の選択肢も売り場の選択肢も増えすぎた、受身でいると埋没して誰も気付いてくれなくなった。おまけにモノは溢れてお客さんは基本的に欲しいものがない状態です。
だから意識して「顧客の創造」つまりファンづくりをしなければ確実に消えていく運命にあるわけです。
基本的に日本人は「ものづくり」が大好きな国民です。今まで「商品づくり」や「店づくり」に全精力を傾けてきた社長さん、「顧客づくり」だって夢中になれるはずです。そろそろ状況が全く変わってしまった事を理解しましょう。
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乗山徹
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