真夏の幽霊より怖い
2016/04/11
子供の頃、夏休みと言えばついつい見てしまうものとして怖~い話、怪談がありました。最近、北海道ではそんな怖~い話どころでなく住民に大きな恐怖感を与えているのがJR北海道の連続事故です。一昨日、僕がいつも利用する札幌発釧路行きの特急が配電盤から火を吹いて運休。今月は6日にも函館線がエンジンから出火したばかり。今年に入って何と同様の事故が6件目です。、2011年5月の石勝線で特急「スーパーおおぞら14号」の脱線火災事故(負傷者39名)以来、社長の自殺、運転手の居眠り事故、今回のような車両事故が減るどころか、えらい勢いで増えている。時刻表どおり着かないのはざらだし、まるで発展途上国。ここは本当に日本か?って思います。
ハインリッヒの法則って知ってますか?1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300のヒヤリ・ハット事故が存在するという事実が統計上あきらかになっている。という事はそろそろ死亡者が多数でるような大惨事が起こる可能性が高いという事でしょ。事故のたびにJR北海道の偉い人が記者会見で頭下げてるけど、もう会社組織が内部崩壊しているんじゃないか?組合の幹部に首脳陣は頭が上がらないって話も良く聞くし、今のままじゃ変われないんだろうな。再来年には釧路、函館まで高速道路がつながるし、今でも本業は赤字なのに、赤字幅が更に拡がるはず。大事故を契機にして経営破たんというシナリオが見える。日航と同じでこれだけの図体が大きい企業になると、一度ダメにならないと無理なのかもしれない。北海道の気候条件と地理条件を考えると元の国営化に戻ることも検討しなきゃダメなのかなぁとも思う。
最大手のスポンサーだからなのか、北海道新聞の事故への追求が随分甘いように思うのは僕だけでしょうか。まともなリスク管理対策を講じさせるためには、利用者の世論の力が最も効力があると思う。大手メディアが全然追及しないので、個人メディアで声を出して行こうと思ってあえて書きました。でも、本当に乗るのが怖いので、多少高くても飛行機に切り替えるか、車でなるべく行こうかと思っています。本当に困ってます。利用者にこんな思いをさせるって企業として終わっていると思います。
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乗山徹
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