人は役回りを見事に演ずるものなのだ
2016/04/10
昨日は地元の鍼灸院「杏園堂」さんの杏園堂まつりの野外イベントでシーサー君三線で出演しました。朝起きたら冷たい雨が結構な勢いで降っていたんですが始まる頃には小降りになり午後には天候がなんとか収まりました。このイベント出演も数えてみたら4年連続で出ていて、僕の三線弾きとしての成長の定点観測的に自分の中では捉えています。
この1年、あまり腕が上がったとは、はっきり言って言えません。中々三線を練習する時間が取れていないので仕方ないな~と思っています。でも、その分唄や伴奏を楽しめるようになった、別の言い方をすればより音楽的になった感はあります。で、昨日思いつきで、沖縄曲カラオケ大会を始めました。観てくれているお客さんに「歌いたい人いませんか~?」って募集して、三線、ギター、キーボードで伴奏するのです。すると、「は~い、私唄います!」って次々とお客さんの中から歌い手さんが手を挙げてステージへ。涙そうそう、島唄、島人の宝など見事な歌声を聴かせてくれました。これって凄い盛り上がるな~。皆、唄えるんだよね。沖縄曲って結構皆がカラオケでいつも歌っている名曲が多いので、聞いている方もとても楽しめる。あれ?でもこれって沖縄行ったら民謡酒場でお客さんステージに上げてやっているのと同じパターンだ。歌っている人も、聞いている人も、伴奏している俺たちも、全員笑顔の楽しい時間でした。
昨日の記事で役割をもつと人は活きるって書いたけど、これも同じようなことだと思う。直前まで思ってもみなかった役回りをやらせる。その役回りを粋に感じて役回りを演ずると場はもの凄く盛り上がるし、場が活きてくる、皆が楽しくなるのさ。ステージの上で演りながらそんな事を思った日曜日の午後。人はいつか回ってくる役回りを潜在的に無意識に待っている。その役回りは自分にしかできないなんて勘違いして役回りを独り占めしちゃいけない。人は回ってきた役回りを粋に感じて見事に演ずるものなんだと思います。
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乗山徹
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