そんな簡単じゃなかったはず
2016/04/10
僕は絵を描くことは簡単だから皆始めようよ~、とか、中小企業診断士試験だってあきらめずにやれば受かるからどんどん挑戦しなよ~とか、日頃人に言ったり、このブログに書いたりしています。でも、ある講演を先日聞いて、「人はそんなに簡単に困難だと思う事を超えられないよな~」と、ちょっとこれまで言っていたことは少し違うんじゃないかと思い始めています。
そのある講演とは、金曜日に渋谷で行われた知的格闘技LIVE2に出演した行動科学マネジメントを提唱する石田淳さんのお話。石田さんの話で目からウロコが3枚くらい落ちました。石田さんによると、「人はある事が出来るようになると、出来なかった過去の自分をすっかり忘れてしまう」そうです。そう、僕も今でこそ絵なんて簡単って言ってますが、始める前は自分が絵なんて書くのは無理って思いこんでいました。中小企業診断士の資格だって、3回続けて落ち続けた時は、こんな試験地方にいる限り絶対、絶対無理!って固く思いこんで何年も放り投げていたんです。冷静に振り返るとそんな過去があるのに、人には簡単だよ~って言っても中々言われた人は行動に移せないと思うんですね。で、石田さんはそれを行動に移させて成功する方法があると言います。それは「小さな成功体験を数多く体験させること」。例えば、石田さんは趣味のマラソンでフルマラソンに挑戦したとき、多くの人はいきなり毎日5km、10kmを根性でみたいに始めるので、大抵は挫折する、それを避けるためには週2回20分のウォーキングでしかも細切れで良いって感じで始めて、徐々にやる事を増やしていく、結果走れるようになるそうです。成功に至るまでの無理ないプロセスを知識として教えない限り、達成はできない。
言われてみれば当たり前の話なのですが、中々仕事を続けられない若者の就労対策など、ビジネスや生活のあらゆる場面で応用できそうなお話でした。久々にシビレた~!
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