勝手に解釈している暇なんて無い
2016/04/10
毎日、フェイスブックやブログを見ていて、本当に色々な人が情報を発信するようになったなぁと感じます。皆それぞれ写真を撮ったものを文章をつけてアップしているんですが、目に止まってじっくり読むもの、一瞬で流してしまうものがありますよね。あの瞬間の判断って何を基準にしているんでしょうね。
一番、文句なしに目を留めるのは、知っている人が楽しそうにしている写真、やっぱライブ感を一瞬切り取ったようなものは惹かれますね。あとは、リードで読ませてブログに誘導する記事も、リードに興味深いことが書いてあれば読ませると思います。一方、素通りするのはどんなパターンかというと、写真だけとか、文があっても地名だけとか、景色見せられても、それが素晴らしい風景ショットだったら別だけど、そうでもなかったら、「ああ、そうですか」で終わってしまう。これは「意味性を持たない記事は面白くない」という事だと思うんです。意味性の無い記事は、勝手に解釈して下さいって言っているようなものです。洪水のようにたくさんの情報に僕らは常に晒されているわけで、勝手に解釈する時間なんか持っている人は少ないんです。だから意味を持たせない情報はまず注目されない。これは販促物を作るときにも言えるわけで、とりあえず体裁整えて綺麗な感じにつくってみました。あとは勝手に解釈して下さいっていう感じだと、まず見向きもされない。そこに販促物をつくった明確な意図、つまりこの商品やうちの店を使うとこんな良いことがある、ここが優れたところなんだと、明確な意図を持って表現されている必要があるのです。さらに似たような事例。うちは素晴らしい商品を発明しました。使い方はあなたが勝手に解釈して使ってください。こういう考えをしている限り、モノは売れない。そんな閑で奇特な人は世の中にいないのです。商品を売りたいんだったら、その発明した商品を使えばどうなるのかをお客さんに開発者自ら説明する必要があるのです。それが出来なければ商品じゃないですね。
フェイスブックをやる人は必ずしもマーケティングで発信しなければならない人というわけではないので、何を発信しようと自由ですが、自分の情報を人に見られたいという意思があって発信している人が殆どだと思います。もう少し反応が欲しいなと思ったら情報に意味を持たせた発信をするように意識してみてはいかがでしょうか。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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