DEEP沖縄~三線紀行
2016/04/09
まだ、沖縄に居ます。すっかり北海道に帰りたくなくなりました~!
ってのは半分冗談ですけど、昨日は完全にオフでひたすら三線をめぐって一人旅。ちょっとDEEPな沖縄を感じ取れたかな。
那覇から北上しながら浦添から宜野湾を経て沖縄市まで回ってきました。おもろ町でソーキそばで腹ごしらえをして、最初浦添の三線店に入ると凄くたくさん三線を置いてあるけど、ちょっと値段も高い感じで、店主と思われるおじさんがぴったり寄り添ってきて、お店から出づらいな~という空気。なんかひやかし気分で店を覗くのもまずいかな~と思ってしましました。で、気を取り直して宜野湾市にあるさんしんの松田を訪ねてみました。ここはリペアが主体な感じでホームページが無茶苦茶面白い。毎日の工程を楽しいコメント入れながらアップしているんです。ここのサイトは建設関連や自動車整備など職人的な業種の方はとても参考になると思いますね。松田さんはまだ若いんですがとても楽しい方で、ネットのマーケティング談義に花が咲きました。三線は今や全国がマーケットになっているので、インターネットを使えるかどうかはとても大きいと思いますね。現にリペアはここだって感じで遠く離れた釧路でちゃんと分かってきているわけですから。
で、さらに北上して沖縄市の新崎太鼓三味線店へ。ここは地味な感じのお店で、太鼓と三線が結構雑然と並べられていて、裏が工房になっています。店主の新崎さん「これ弾いてみなさい」と朴訥な口調でお話。生の楽器なんで一つ一つ音の個性が違うし三線は弾いてみないと分からない。で、既に1本買っているので、もう1本はきつい、でも安い掘り出しものがあれば・・・というチョイスなのです。ここの三線、鳴るんです。店主が自分で作っているため、ここから2万円引きますよ~って感じで価格も安い。凄~く気にいったのが1本あり、欲しいな~。心の中で何回かの葛藤を経てじゃこれお願いします、ともう1本購入を決めました。支払いはカードで出来ますか?というと、出来るけど息子が外出していて切り方が分からない、手数料もかかるので銀行で現金を下ろしてくれないかと言います。それで近くの琉球銀行にいったら、僕が信金のカードなもんで使えない。で店に戻ると、だったら沖縄銀行、近くに信金もあるというので、奥さんが銀行まで車で誘導してくれました。信金でやっと現金を下ろせてお店に戻り支払をしようとすると、「さらに2万円ひいてあげましょう」。おお!なんという気前の良さ。ちなみ最初の値札10→中間8→最終6、気前の良さが分かると思います。さらにケースまでつけてくれました。自分の耳でこれだと思ったものがこんな風にして手に入るなんて、20年に一度くらいの得した気分になりました。
ついでにシーサーもこの辺りで買えないかと思って聞くと、奥さんが手当たりしだいに電話してくれたんですが、あまりこの辺ではないとの事。でも面倒見が良いというか、人が良いというか、ご夫婦ともちょっと北海道人と共通する人の良さに嬉しくなりました。お客さんが買って心の底から幸せな気持ちになるって凄い事だと思いませんか?あのご夫婦の天職だな~。
という事で夜の部は長くなるのでまた後で・・・・・。
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