ツマばかり学んでも・・
2016/04/09
最近、藤村正宏先生の主催するソーシャルメディアの塾を受講したり、エクスマ塾のサポートをしたりして、どっぷりエクスマ(エクスぺリア・マーケティング)漬けになっている感があります。さらにこのブログもエクスマ的な記事をびっしり毎日書いているので、自分自身がエクスマの学究者みたいになっているように思います。
そもそも、これまでのマーケティング理論とどこが違うのでしょうか?それは、何故僕がこの理論を学ぼうと思ったのかを話した方が早いかもしれません。僕が経営コンサルタントとして独立するに当たってよりどころとしたのは中小企業診断士の理論体系でした。経営コンサルタントですから財務理論がコンサルの基盤にあるという点では中小企業診断士の理論体系は全く問題なく機能しますし、数字的に経営状況を分析するにはとても優れていると思います。現実に日々コンサルティング活動をする上で、中小企業診断士試験で学んだ理論のうち最も機能しなかったのがマーケティング理論だったのです。中小企業診断士試験のマーケティング理論はほぼフィリップ・コトラーのマーケティング論を踏襲しているのですが、これが中小企業のコンサルティングには殆ど使えない。現実的にマーケティング4P理論やポジショニング分析、市場調査など、知識として知っておいても悪くはないですが、本当に集客したり売上アップを実現するには、役に立たない、どこをどう組み合わせても、僕には使えなかった。(役所や銀行に出す形式的作文には使えましたが(笑))。そんな時に藤村先生の講演をきっかけにエクスマを知り、中小企業のマーケティングはこちらの方がど真ん中だと確信しました。その理論は従来のマーケティング論とほとんど被らないものでした。凄く単純で、お客さんに気付いてもらわなければ売上は上がらない、気付いてもらうには、メディアを駆使して相手の無意識に働きかけるしかないといったこと。
で、僕はこっちの方を理論の中心に据えて中小企業のコンサルティングをすべきだと思っています。いまだに幅を利かせているマス・マーケティング理論は刺身のツマみたいなもんで、思い切りワサビをきかせたマグロ的なエクスマ理論を中心に学ばないと中小企業のコンサルティングは機能しない。これが僕の辿り着いた確信です。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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