悩むのも準備のうち
2016/04/09
昨日は女性起業塾で「元出なしで起業する方法教えます!」ってやや刺激的(笑)なタイトルでお話しました。タイトルやテーマは僕が考えたんじゃないんですが、自分も元手なしって言えばそんな感じの起業だったんで自分の開業した時のお話をしました。開業するにはどんな人でも勇気がいると思うんです。僕も、何度も逡巡しながら、やっぱり無理じゃないかとか後戻りしたりしながらも最後は「よし、開業しよう!」と決意を固めるわけです。今思うと、どうせ開業するんならさっさとやれば良いのにと思うんですが、人間そんなもんです。多分、思い悩むのは全く会社という後ろ盾が無い中で経済的に成功できるか?食っていけるのか?という不安があるからだと思うんです。
セミナー講師という立場では今でこそ助走期間には充分な準備をして下さいって言っていますけど、僕自身周到な準備と緻密な計算をしてなんて感じでは全然なかった。自分のこれまでの経験から地を這いつくばってでも食えるだけの仕事はとれるだろうとか、中小企業診断士の資格を取る位頑張れたとか、若干の貯金で何ヶ月かはしのげるだろうとか、それらもろもろ合わせて根拠の無い自信みたいなものと、上述した食えるだろうかという恐怖感とが同居する心の中は、開業前のドロドロのマグマがグルグル回っている苦しい状態が長く続きました。何かそうやって苦しんでいると、ある時点で臨界点に達して爆発する、その時がもう後戻りしない開業の時だと思うんです。だから産みの苦しみって必要なのかもしれません。
開業なんて簡単だよって独立してしまうと思うんですけど、恐らくあんなに悩んだ日々をすっかり忘れているだけだと思います。酷い二日酔いで一日苦しんだ後に夕方ゲロ吐くのと同じで(汚い?失礼(笑))吐いた後はすっきり、あんなに苦しんだことをすっかり忘れてまた飲もうって感じだと思います。助走期間の苦しみはあって当然、正直無い方が心配です。悩むのも準備のうちではないでしょうか。良い開業につなげてください。
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