情けは人のためならず
2016/04/09
最近、つくづく思うんですが自分は人に恵まれているというか、人的資本が豊富だな~と感じています。面白い人、やる気のある人、はっきりと自分の意見を持っている人、そして人のおせっかいが大好きな人、僕の知り合いにはそういう個性的で自分で自分の人生をしっかり生きている人が多い。そしていざというときには、そういう人たちは黙っていても力を発揮して協力して行動を起こす。
先日、師匠の藤村正宏先生がマズローの欲求五段階説の次に来るものが「利他の欲求」だというお話をしていました。僕が人的資本と呼んでいる人たちって、僕の知る限りこの「利他の欲求」を追求している人たちじゃないかと思うんです。一日24時間、休日も関係なく、一度参加したからには、極力何でも参加して全力で貢献しようとする人たちです。そこには「自分だけ良ければ」という利己的な精神はありません。だから社会的にみてもパワーもあるし、人からの信頼も大きい。利他の精神を持った人たちは、利他の人間の呼びかけに集まってきます。そして自分に取っては一銭にもならんような仕事を、手弁当で一生懸命取り組みます。でも、そういう利他の精神で社会的パワーを持った人間はどんどん繋がりますから、それが新しいパワーを産むのです。結果的に利他的な人は人的資本をもの凄く多く抱えて仕事にも生かせるわけです。
アフターソーシャルメディアの紀元後の世の中になり、ますます利己的な人は本性がバレバレで生きていくのが難しくなってきているし、そういう人が筋の良い人的資本を形成するのは不可能になっていると思います。まあ、でもこういう精神が大事なのは今に始まったことじゃないかもしれません。「損して得取れ」とかいう諺もあるし、「情けは人のためならず」って諺の正しい意味は、「情け」=利他主義は回りまわって自分に還ってくるって意味だそうです。紀元後の世の中は利他の時代。これをただの表面的で偽善的な美しい言葉と捉えると身を誤ると思います。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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