次の産業革命は右脳革命

2013/11/05 2016/04/09

「ためしてガッテン」ってＮＨＫの番組があるのですが、見るとはなしに見ていると題名どおり「へ～そうだったのか、ガッテン！」という感じで、全然知らなかった事や意外な事が分かって結構のこの番組が好きです。先日もぼんやり見ていると、記憶の仕方という実験をやっていて、１５個位ある買い物リストを覚える実験をしていました。ある方法を試すまでは、実験者は買い物リストのリンゴやダシの素などのリストを全然覚えきれなかったのですが、ある方法で覚えると全員がほぼそのリストを思い出して答えることができたのです。その方法とは、自分がいつも見ている家の中のゲタ箱とか本棚とか机とか場所にそのリストに書いてあるものを一品一品置くという風にして覚えるのです。つまりものを場所に割り当てると覚えられるというのです。凄いですね～人間の脳って。

最近、脳の使い方に凄～く興味があって、脳科学ってのをもっと勉強してみたいな～と思っています。毎日、絵を書いていると面白いな～と発見することが多いです。例えば僕のブログですが、タイトルだけ見てもどんな内容だったのかはうまく思い出せないのですが、絵をみるとどんな内容を書いたのかが正確に思い出せるのです。これを利用してセミナーでもパワポのシートに絵を活用しています。受講している方にもストレスなく話の内容が脳に入っていっているのではないかと思います。というのは、相当理解度が高いのが実習をやってもらったりするとよく分かるからです。

決まったものを決まった通り答えを出すというのは、もうコンピューターやネットになるべく任せて、そこには人間をなるべく介在させない。人間の脳みそを使うのは、どう人に楽しんでもらえるかとか、どうすれば仕組みそのものがより合理的に変わるかを考えるとか答えのない世界をどう創っていくか、そういう場面です。答えがないから面白い、脳を面白く使う社会の到来、次の産業革命は右脳革命だな。

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