砂漠に水撒いてちゃダメ
2016/04/09
販促をいかにやっていくかというご相談を受けるときに、最も多い間違いがターゲットをとても広く考えてしまうというのがあります。心情的には、あの人にも来て欲しい、この人にも来て欲しい、出来れば世の中のすべての人に来店してお金を使って欲しいというのが人間の性だというのは分かります。しかし、考えても見てください。万人に来て欲しいという販促はありえません。何故なら、それは砂漠に水をまくような行為だからです。ターゲットを万人向けにした途端、販促は手も足も出なくなります。そこで大抵の人は思考停止になります。そして大企業向けのコトラー流のマス・マーケティングの本を読んでため息をつく・・・。
どんな業種でも、どんな商売でも、どんな店でも現状のお客さんの層って決して万人ではなく、ある一定の傾向があるはずです。来ている地域から始まって年齢、所得、性別、趣味、好み、生活の仕方、ものの考え方・・・・。だったら、その絞ったターゲットに向けて、ターゲットがいつも見ていそうなメディア、それはチラシかもしれないし、フェイスブックかもしれない、さらにFMラジオかもしれない、そのメディアを使ってターゲットに呼びかけるのです。それもありきたりでなく、ちゃんと目に止まり、耳に残るやり方で。
いつまでも砂漠に向って水をまいていても途方に暮れるだけ。水をまくなら、自分の商売のターゲットという鉢に向かって効率よく水を撒きましょう。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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