お客さんは決して間違わない
2016/04/09
昨日の記事で万人向けに販促を行うのではなくターゲットを絞らないと効果は出ないと書きました。どうして私たちは放っておくと万人向けの販促をしてしまうのでしょうか?これは万人向けにしたら「もしかしたら色々な人の目に止まるかもしれない、気づいてくれるかもしれない」と思っているから。ところが万人向けの広告は結果的に訴求力が弱くなり、気付いてもらえない、というより素通りされしまう。何故でしょうか?
自分がお客さんの立場で考えてみると分かると思うんですが、人間は日々無意識に暮らしていて、全く同じものを見せられても自分に興味のあるものにしか反応しません。例えば僕だったら酒飲みなので新潟の銘酒「越の華」が新シリーズを出したという広告を目にしたら、へ~1本取ろうかな~ってなりますけど、全くお酒の飲めない人は何の興味もないので素通りしますよね。万人向けの販促というのは「お酒の飲めない人でも、もしかしたら気付いてくれて欲しいと思ってくれるかもしれない」と思うのと一緒なんです。この場合、もしかしたら買うってことは100%あり得ないですよね。だから買いそうな人にターゲットを絞って販促をしないとその費用は全く無駄になります。自分の商品に反応してお金を使ってくれる人は全員、間違ってきたわけではなく、自社が発信したり偶然口コミで流れた情報を興味があって反応しているから来てくれている。
もしかしたら気付いてくれるかもしれないので広くターゲットを取ろうという考えは捨てましょう。お客さんは決して間違わない。自分の興味あることにしか反応しないのです。ターゲットは絞りましょう。
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