補助金ってどうよ

前々回のブログで連休中に補助金申請の作業をしていたと書きました。

中小企業診断士は結構、お客さんの補助申請のお手伝いをする事も多い。

中小企業が資金調達するには銀行からの融資（借入れ）が一般的ですが、当然借入れたら

返さないとなりません。

一方補助金は返さなくても良い、つまりもらえるお金なわけです。

というわけで補助金は中小企業経営者にとても根強い人気があります。

中小企業の補助金も含む補助施策はこの２冊でかなりの部分が網羅されます。

下記ホームページから最新版がダウンロードできます。

経済産業省（中小企業庁）は
「中小企業施策利用ガイドブック」

厚生労働省は
「雇用の安定のために」

補助金のメリットとしては　→　→　→　→　→　→

必要な費用に対してお金がもらえるわけで、資金繰りが楽になる。

対象とする事業の背景や目的、数値計画など事業計画を求められるので、自社事業の見直しや振り返りにつながる。

補助金によっては対象商品が全国メディアで取り上げられる事もありタダで宣伝できる。

と、ここまでは目出度い事ばかりです。　ヾ(●⌒∇⌒●)ﾉ

ところが　→　→　→　→　→　→

補助金額の大きな補助金は審査が厳しくもらえる確率が小さい。

審査をパスしても、費用が厳しく査定され補助金額を減らされる。

支出後のチェックも厳しく、補助金の返却を迫られるケースもある。

支出後次年度にしか国から入金にならないので立替払いのための運転資金を自前で用意しないとならない。

（￣□￣；）！！　　・・・・・・・　　　（￣□￣；）！！　　・・・・・・・・・・

ともらう前ももらえることが決まってからも一筋縄では行かないのが現実です。

とにかく手間がかかるという事を理解してやらないと、

　Ｏｏ｡｡(￣￢￣*)　・・・・・・・　　Ｏｏ｡｡(￣￢￣*)　　　・・・・・・・　　　

「こんなつらい思いするなら補助金なんて受けなければ良かった」

という声を何度聞いたことか。

中小企業経営者なら資金調達は常に最大の悩みであり課題であります。

ついつい返済不要な補助金や助成金に目が行ってしまうのは人間の心理として当然なのですが、

補助金や助成金をもらう目的を明確にし、かかる手間も理解しないと、後々自分が苦しむことになります。

その辺のところを良～く考えてから申請するかどうか決めるようにアドバイスしています。

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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう！

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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