イメージ像の原理は販促でこそ生かせ
2016/04/09
人は浮かんだイメージ像通り行動するという性質は、組織づくりや人材育成にうまく取り入れると抜群の効果を発揮すると昨日のブログで書きました。実は、この浮かんだイメージ像の通り行動するという原理は販促にこそ多いに利用できるというか、既に色々なところでおそらく無意識に活用されているのです。
それは商品を売るのではなく、体験を売れと師匠の藤村先生の力説するエクペリエンスマーケティングをスポーツ心理学的に説明するものではないかと思っています。モノを買ってもらうには、お客さんにそれを使うとどんな体験できるかをイメージさせると良い。何故なら人間は脳裏に浮かんだ画像通りの行動をする動物だから。それは直接、体験できる画像でも良いし、言葉や説明を交えても良い。何らかの方法で使うと良いことがある、使うと幸せという具体的な像や姿をお客さんに持たせる。こんな観点でチラシや広告、ソーシャルメディアなどあらゆる販促物を作ると、お客さんがその気になってお金を使ってくれる可能性がグーンと高まる。
もしあなたが作った販促物の反応が今ひとつだとしたら、このチラシをもらってお客さんは具体的に自分の幸せな姿を思い浮かべて行動するだけのイメージを持てるだろうか?ってじっくり考えてみましょう。おそらく、イメージをつくれない段階で終わって素通りされているに違いありません。相手の脳にこの商品を使って具体的にどんな良いことがあるかの強烈なイメージ像を形成させる、その一点に集中してみましょう。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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