君を忘れない
2016/04/08
僕が経営コンサルタントとして独立したのが2000年の1月、もう少しでまる13年が経ちます。当時はまだ北海道内でも独立して飯を食っている中小企業診断士が殆どいなかったのですが、その中で僕よりも2歳年下で札幌で独立開業していたのが春日一秀さんでした。札幌ではどんな風にして仕事を取っているのかとか色々聞いているうちに互いに気が合い、それ以来、釧路の仕事を手伝ってもらったり、一緒にITコーディネーターの資格を取りにいったり、札幌でも釧路でも酒を酌み交わす仲でした。
とても気がよく誰とでも誠実に分け隔てなく付き合う人柄が買われて、中小企業診断協会北海道支部の専務理事に選ばれて、ここ数年多忙ながら充実した日々を送っていたように見えました。そんな彼が、昨年よりガンに倒れ入退院をくりかえしていましたが、今週火曜日、帰らぬ人となりました。54歳の早すぎる死。同年代の親しい友をまた一人失いました。あいにくスケジュールが変えられず、葬儀には駆けつけられません。専務理事に就任前は釧路に来ることも多く、そのたびに一緒に飲み、釧路にぞっこん惚れた女性ができて結構その方のお店にも一時期随分足繁く通い、付き合わされたなぁ~なんて、今思い出しました。クレイマー・クレイマーで男手一つでお嬢さんを育てていたのですが、お子さんももう20歳を過ぎた頃かなと思います。
春日さんが釧路に来たときは、いつも「おでんの王将」で飲んでいたのですが、もう7、8年前だと思うけど、マスターがカウンター越しから撮ってくれた写真が凄~く素敵だったのを思い出して探したら、ありました!今日のお別れには行けませんが、その写真を元に不謹慎は承知で絵を書くことで許していただきたいと思います。昨年亡くなった僕の父が日頃申していた言葉、亡くなった人に生き残った我々が唯一できることは、その人の事を思い出すことだけである。君の事を忘れないためにも、僕は君の顔を書くことで脳裏にもっと強く焼き付けます。僕が君にできる唯一のことがあるとすれば、54歳という働き盛りで逝ってしまう君の無念を思いながら、日々一生懸命生きることだけです。
さらば、春日一秀君。僕は君を死ぬまで忘れない。僕が君を思い出した時には僕の酒に付き合ってくれよ。 54年の人生 本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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