虎穴に入らずんば虎子を得ず
2016/04/08
先週は求職者の方々を対象にしたセミナーの講師を務めました。最近、釧路でも多くの業種で景気が回復しており、良い人材を取りたいという会社が増えてきました。一方、そうした中で人を採用しても、すぐ辞められてしまうという話も良く聞きます。辞められないために会社が打てる手はないのでしょうか?
まあ、人が辞める理由はいくつかあると思いますが、一つは会社自体に問題があって人が居つかない。本人にとっては、入ってみてびっくり、こんな会社にいたらとんでもないことになるぞって事で辞めてしまう。これは会社経営と組織に根本的に問題があるので、まさに問題外、話にならないって奴で一から経営の立て直しが必要です。一方、採用された人に問題があるケースも相当多いはず。そもそも良い人が応募して来ないというのがあると思います。よほど魅力的で知名度のある会社なら優れた人材も集まってくるかもしれませんが、そんな会社は殆どない。じゃあ、どうすれば優れた人材を採用することができるのか?本気で良い人材を獲ろうとする経営者の方だけにこっそり耳打ちします(って、このブログみている皆さんにバレバレですが(笑))。その方法とは、求職者向けのセミナーに自分も机並べて参加すること。そのセミナーも一方的に聞くだけの座学ではなく、受講者がグループ討議して発表のプレゼンもある実習形式のセミナーがお勧めです。何故、実習形式のセミナーに参加すると良い人が獲れるのか?机を並べると、誰がどんな人柄でどの程度の力を持っているのが相当程度正確に分かるからです。だから受講生同士は、「この人は出来るな~」とか「この方は人柄が良いし、優しいジェントルマンだわ~」なんて声には出さないけどはっきり認識しているはずです。
経営者でも必要な内容のカリキュラムが多いし、先週僕のやったネットショップセミナーのマーケティング編なんて実習形式でもろに経営に役立ちますよ。そもそも、この手にセミナーに参加する求職者は意欲的な人が多いし、僕の印象では在職者向けのセミナーより皆危機感持っている分真剣勝負だし、優れた人材の割合が多いのです。その中で更に自社の求める人材を、はっきり見極めることができるのですから、良い人を獲りたい会社には最適だと思いますよ。ちょっと視点を変えてみると、相当高い確率で良い人を獲ることができるってことです。まさに、虎穴に入らずんば虎子を得ず、良い会社を作りたいと思うのなら経営者自らこの程度の行動力はあってしかるべきだと思います。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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