世代交代の時期が来ている
2016/04/08
先週の金曜日に釧路で北海道を元気にしようプロジェクト主催で2人の若き30代の経営者の講演を聞く機会がありました。僕が普段勉強しているエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の塾生仲間でもある、小樽政寿司の常務、中村圭助さんと室蘭で食品卸売会社アルナチュリア㈱を経営する楠本幸貴さんがそれぞれ1時間ずつ、凄く刺激的でためになるお話をしてくれました。正直、北海道にもこんな若くて凄い連中が出始めているんだと驚きました。その経営や社会に対する意識の高さ、やってきた経営の質の高さ、周囲を巻き込むリーダーシップ、浮ついたところなど微塵もない厳しさ、骨太さ、そんなものを感じました。
さすがにエクスマの塾生だけあって、マーケティングはしっかりやっているのですが、僕が驚いたのはそれ以外のことも学んだことを全て経営に生かそうとするその貪欲な姿勢です。楠本さんの会社は北海道産小麦の取り扱いシェアが日本一なのですが、その販路を世界に拡大しようと奔走している。中村さんは学んだことを自社だけに留めないで商店街全体で夜な夜な勉強会を手弁当で開催して、街全体を変えようとしている。2人ともスケールがデカ!2社ともインターネットやソーシャルメディアも極限まで生かしているし、とにかくスピード感が違う。先日、釧路で講演したもらった短パン社長こと奥ノ谷圭佑さんも信じられない事に36歳。彼もアパレル業界を変えるような人間だと思っています。今のソーシャルメディア革命と機を一にして日本の中小企業は世代交代が着々と進行していて、次世代のリーダーがじわじわ出てきているんだと思います。
北海道も停滞して下ばかり向いていた時代はそろそろ終わり。今回の2人のように次世代を担う凄い連中がこれからどんどん出てくる。本当は多くの先輩経営者に彼らの話しを聞いて欲しかったなぁ。多分、そのレベルの高さに腰抜かす位びっくりするかもしれない。だって、景気のせいや行政のせいにして下向いているような経営者と真逆で、まっすぐに前を見て、やること全力で全てやっているもの。北海道の経済界も次世代のリーダーにバトンタッチすべき時期に来ているのだと思います。リーダーはやれる奴がやれば良いのです。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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