自分たちが楽しいものはお客さんも楽しい
2016/04/08
昨日は、札幌商工会議所でWEBマーケティングのセミナー講師のお仕事でした。丁度昼食にさしかかったので、セミナー前に気合をいれてカツでも食べようかと思ったらすでにサラリーマンの行列が・・・。レストラン街をうろうろ見ていると、明らかに昼食時にもかかわらず空いている店がありました。まあ、待つのも嫌だし、人通りも少なくないにも拘わらずこのお店は何故空いているのか考えてみようと思い付き入ることにしました。(職業病が出ました)
多くのお店がひしめくレストラン街だと、入り口でどんだけ引きがあるかがとても重要で店頭のPOPや立て看板、メニュー見本などが最初の関門です。やっぱ引きが弱い、一応ランチメニューが綺麗な写真で出ているけど、そんなに魅力ないな~。と気を取り直して入店。メニューを選ぼうとメニュー表を見ると、どれがお薦めなのか今一つ。と迷っているとお店の女の子が来て「お客さま、当店のシステムはご存知ですか?」 僕「知らない」 女の子「当店ではランチにドリンクバーがついていまして、奥のカウンターにございます」との事。だったらメニュー表やPOPにでかく書いとくとか、入り口にも無料ドリンクバー付き4種類が飲み放題!とか書いとけば良いのにと思います。そこでスープカレーを頼んだのですが、味はどうだったと思いますか?答えは可も無く不可も無くといった感じです。でも決定的にまずいということではありません。良く集客不振の飲食店の原因を味が悪いからじゃないかって考えがちですが、二度と来たくないと決意するほどまずい味のお店ってめったにありません。でも、食事を終えて出てきて満足感はどうだったかというと・・・・なんとなく物足りない。また来たいとは思えないな~と記憶にはっきり刻み込まれたのです。何が足りないんだろう?僕が思うに、お店づくり、メニューづくり、店頭POP、店内POP、(POPはどこにもなかったけど)、全てに「楽しい」感が欠けている。自分たちが楽しんでないように思った。自分たちが楽しいとお客さんも楽しい。逆もまた真なり。自分たちが楽しくないとお客さんも楽しくない。だからデザイン的には恰好よいけど、人気(ひとけ)が感じられない没個性なんです。僕には人から言われてとりあえず、お店つくってみました、メニューつくってみました、後は勝手に解釈してくださいっていうお店に思えるのです。
僕は毎日ブログを書いていて楽しいです。というか自分が楽しいと思えない記事は没原稿にして書きなおしてます。自分が楽しいとみている読者も楽しい。これは、ビジネスにもそのまま当てはまると思っています。とりあえずスケジュールに間に合わせてつくってみました。あとは勝手に解釈してくださいって大抵面白くないです。つくっている本人が面白くないものを出されてもちょっときついと思いませんか?楽しいから是非来てみてよ~!って方が良いに決まってます。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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