憧れるって素晴らしい
2016/04/07
先日の東京の高井戸クラブで行われたエクスマセミナーで藤村先生のプレゼン時に僕の事例が紹介されていました。先生曰く、最初は「中小企業診断士の乗山ですっ」てすっげぇ固い人物って印象だったけど、三線を元々やってたりして楽しいことを沢山やっている人なので、そういう個をもっと表に出すことで大化けした人です、という感じの紹介でした。
やっぱり紹介される時も自分で自己紹介する時も、「中小企業診断士の乗山です」って名乗るわけですが、僕はこの「中小企業診断士」に対してかなり複雑な思いがあって今に至っています。というのは(1)中小企業診断士に対する憧れ、(2)なってからの中小企業診断士への失望(3)今再び中小企業診断士で良かったと思える自分、という3段階の紆余曲折があったのです。
(1)の「中小企業診断士に対する憧れ」は何度も試験を落ちて、一度あきらめて再挑戦という資格取得と格闘した期間に抱いていた気持ちです。資格が取れたらどんなに自分は良いだろうって憧れの気持ちが常にありました。おかしな話ですが、15年以上前の当時、自分が思い描いていた人物像は羽田空港の搭乗ロビーで見かけたある人物のイメージがあったのです。その人物は、固いサラリーマンという風ではなく、ちょっと長髪の中年の方でハートマンのトラベルバックを抱えて、何故かその人が中小企業診断士の資格を持って忙しそうに全国を飛行機で飛び回っている人物のように見えたのです。本当は全然違うかもしれないんですけど、とにかくその時の見ず知らずの人物が僕の憧れの中小企業診断士像だったのです。「あの人みたいになりたい」ってミーハーながら強烈にずっと思っていました。見ず知らずの人で理想の人だって勝手に妄想しているだけなんですけどね(笑)。ちなみにその憧れからハートマンのトラベルバックを買って今も愛用しています。
その後、資格取得して独立してからは、このブログでも何回か書きましたが、(2)の中小企業診断士への失望という理想と現実のギャップから、こんなはずじゃなかった、中小企業診断士の資格なんか何の役にも立たないと思っていた期間がとても長かったです。
そして今、(3)今再び中小企業診断士で良かったと思える自分が居ます。もしかしたら、あの時憧れていた羽田空港で見かけた人物に少しでも近づけているのかもしれません。と言うより、あの時みた人物はもしかして未来の自分だったのかも?って思うと楽しいかもしれませんね。でも、人生の中で憧れたものを手に入れるって経験が一つでもあって良かったとおもっているんです。もっと若い頃、憧れのミュージシャンにはなれなかったけど、憧れるって素晴らしいことだし、それを手に入れようとして努力するって人生の基本のような気がします。
もし、あなたの気持ちに「ああいう風になりたい、あんな人みたいになったらどんな幸せだろう」って思える憧れがあるのなら、僕は実現に向けて歩むべきだと思います。憧れを実現するには、待っていてはダメ。憧れを実現するためにどうするかを逆算して全力で行動するのです。憧れるって素晴らしい。人生は一度きり、後悔して欲しく無いですね。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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