自立した経営者

2014/01/14 2016/04/07

先日の東京での高井戸セミナーのゲスト・スピーカー、短パン社長こと奥ノ谷圭祐さん、福島県いわき市のこいと旅館のおかみのふうちゃんこと小井戸文恵さん、ご両人のお話は素晴らしく感動的なものでした。僕はお二人の話を聞いて、自分の経営コンサルタント業について以前から考えていた事を確信することができました。

お二人に共通して感じたことは「自立した経営者」であるということ。会社が継続し、力強く発展していくために、自ら学び、学んだ事を自分で咀嚼し、自分のやり方で行動し、収益を上げる。そして組織を巻き込み、周りの連中に教え、導き、進んでいく。自分の二本足で立ち、自分自ら進めて行くことができる経営者。彼らは真の「自立した経営者」なのです。こういう人が一人でも二人でも増えていけば、地域は変わり、やがて日本が変わっていくだろう。経済を良くするには、機能しない補助金を配ることではない。「自立した経営者」が増えることである。師匠の藤村正宏先生は言います。「僕のセミナーを聞いて実際に行動する人が何人居ると思いますか？１０００人に１人です。その１０００人に１人になってくださいね」。そうです、その１０００人に１人が「自立した経営者」なのです。最近、僕の周りでも、敢えてその１０００人に１人になりたいと言って、本当に行動し始めている人がいます。本当に素晴らしいことです。

経営コンサルタントとして、今までは一時的にでも会社が良くなれば良いなと思っていました。でも、それじゃダメなんです。僕がついていて、あれやって下さい、これやって下さい。やらない人もいます。そんな会社は無理です。やっても、次は何を指示してくれるんですかって自分で考えない人もいます。それじゃ無理なんです。自分の頭で考えて行動できるようにならないとダメなんです。だから、これからの僕の仕事は「自立した経営者」を創る仕事です。「１０００人に１人」の経営者を１人でも２人でも増やすことに全力を挙げることです。もし、あなたが１０００人に１人になる気持ちがあるのなら、是非声をかけて下さい。短パンとふーちゃんの話を聞いて、そんなことを強く思いました。

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