やることやらんと判断できない
2016/04/07
以前に売上に影響を及ぼす原因を内部要因と外部要因に分けて、外部要因は天変地異と同じで自分ではどうにもならないのだから、自分でなんとかできる販促などの内部要因を積み上げることでプラスに持っていくべきと書きました。ここにもう一つ付け加える要素があるので書きたいと思います。
仮に景気が悪いとか地域の人口減で買い手の数がどんどん減っていくので外部要因のマイナスが大きくなり、いくら内部要因を積み重ねても全体の売上としてはマイナスになっていく場合にどう考えるか?ここで初めて選択肢として出てくるのが、別な分野への進出(新しい商売を始める)、さらに撤退や廃業というのもありえるわけです。実際に新しい分野に進出する会社もありますし、国でも経営革新といって補助金を出して推奨してきました。ただ、既存の売上が下がったからといって新しい事業に手を出して成功したケースは少ないのです。
僕は新しい事業に手を出すという経営判断の前に、既存の事業で、販促などの内部要因をどこまでやったのか、本当にこれ以上ないところまで突き詰めてやったのか?を振り返る必要があると思っています。何故なら、僕の経験では販促なんてまともにやっていない会社が大半だからです。積み重ねるべき作業をしていないことに気付かずに、新しいことに手を出しても、同じ過ちを繰り返すだけ。売上低迷の原因は別のところにあるのですから。
確かに経営環境が悪い、足を引っ張る外部要因が多くて苦しい、一見先行きが見えないのかもしれません。でも、やるべき事をやっていないのでは正確な経営判断はできない。苦境の原因は販促やっていないだけだったりします。だったらやりましょうよ。
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