読んで字の如し
2016/04/07
いくら良い商品を持っていても、お客さんがそれに気付かなければ売上は上がらない。このブログのテーマでもあります。とても単純なことですが世の中の多くの企業はお客さんに気付いてもらえていないがために苦しんでいるのです。よく商売で立地が大事だって言いますよね。その理由は、行きづらい場所にあるからと言うよりは、気付かれづらい場所つまり目立たない場所にあるからなのです。
気付いてもらうには昨日のブログで書いたようにメディアを使うしかありません。SNSやチラシ、ニューズレターなどを組み合わせてターゲットとなるお客さんに延々と気付いてもらうために情報を届け続けるというのが基本動作。この気付いてもらう手段としてのメディアで忘れちゃいけないのが看板です。というのは、いくら良い立地でも看板が無いとか全然目立たなければお客さんは素通りするのは間違いないですよね。
先日、それを地で行くような話がありました。昼はランチのレストラン、夜は居酒屋というスタイルのお店だけど昼は結構入るけど肝心の夜の集客が今一でした。マスターの腕も人柄も良く入ってみたらとてもよいお店だというのは実感できる。そこでどうするか?で、そのお店を夜通りかかってみたら、「あ、こりゃ入らんわ」ってすぐ分かりました。夜になると通りが暗くて看板も暗いので、ここに入るのは相当勇気が居るなぁって感じです。
そこで提案。「100円ショップに行って赤提灯を買ってきて入り口に提げましょう!」下げたその日から集客が劇的に改善したのは言うまでもありません。
考えてみると「ちょうちん」って日本では江戸時代よりさらに古くからあるアイテム。漢字で書くと「提灯」、灯りを提げる、古くから真っ暗な暗闇の中で道行く人に、「お客さん、お店はここにあるよ~、熱燗で暖まって下さいな~」って感じで、読んで字の如し、存在感抜群のメディアだったんですね。SNSばかりがメディアじゃない。気付いてもらってナンボですから。何でも使っちゃいましょう。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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