のっぺらぼう売り場サイナラ
2016/04/07
売上アップのアドバイスをする時に最初に売り場を見ることも多いのですが、ほぼ100%殺風景で商品名と値段が書いてあるだけというパターンです。もし、あなたが商品のパンフレットやカタログを見ていて、そこに商品名と価格しか書かれていなかったら、選べますか?多分、何を選んだら良いのか分からなくて、注文するのを止めるか他のパンフレットを見始めると思います。
( ↑ 誤字です(汗) 編習→編集 )
どうせならそのパンフレットに商品の説明をていねい書かれていた方が楽しいし、選び易いですよね。売り場も同じことだと思います。売り場全体を一つのパンフレットや商品カタログだと見なして、お客さんが楽しく商品選びを出来るように、一品一品、丁寧にPOPで説明してあげると良いのです。
この商品はどんな人が作っていて、どんな地元食材を使っていて、どんな素敵な場所で作られていて、どんな由来があって、作った人のどんな思い入れがあって・・・・どんな商品でも商品化された理由があるはずですし、必ずこだわりを持って創っている人がいるはずです。そんなことが丁寧に書かれてあったら、一品一品に興味を持ちませんか?
売り場づくりで取り合えず商品並べました、あとは勝手に判断して下さいってのは一番ダメ。現代人は忙しいのです、お客さんは良いのかどうか分からない商品を色々想像めぐらしている時間なんか無いのです。買う理由がスコーンとお客さんの脳みそに飛び込んでいくような説明が必要。それがなければお客さんは次の売り場に歩き出すだけです。
ちなみに、こういう売り場の編集力を養うのにもフェイスブックへの投稿はとても良いと思います。写真だけ投稿してリード文で説明がなければ、意味分からないので「いいね!」は押しづらい。ちゃんとリード文で説明があって初めて写真の意味合い、撮った意図が分かるので「いいね!」が押せるのです。POPが無い商品は説明の無い写真と同じこと。
世の中の売り場の殆どが説明なしの「のっぺらぼう」な売り場に見えるのは僕だけでしょうか?
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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