メディア下克上の時代
2016/04/06
昨年の暮れに行った藤村正宏師匠の釧路講演で司会を担当したのですが、セミナーの開始前に250人余り集まったお客さんにこんな質問を投げかけてみました。「このセミナーを何で知りましたか?次の4つで当てはまるものに挙手願います」(1)新聞等の広告、(2)友達からの誘い、(3)フェイスブックやブログ、(4)ポスターやチラシ等の掲示、の4択で選んでもらいました。
どんな結果だったと思います。あくまでも目測ですが、
(1)新聞等の広告:5%
(2)友達からの誘い:20%
(3)フェイスブックやブログ:65%
(4)ポスターやチラシ等の掲示:10%
って感じでした。
新聞等の広告が極端に少なかったのです。費用は(1)新聞等の広告、(4)ポスターやチラシ等の掲示、に全てかかっています。一方、(2)友達からの誘い、(3)フェイスブックやブログ、は費用ゼロ。
この結果をどう捉えれば良いのでしょう?地方都市釧路だけの特殊事情なのでしょうか?それとも、たまたま藤村さんの講演だからこの結果なのでしょうか?否、これが現時点のメディアの現実なのだと思います。いかにSNSと既存の紙メディアとの力関係が逆転しているかを思い知る出来事でした。もちろんSNSの情報の出し手の発信力の強さというのも集客力に関係してくるのですが、SNSの登場によってメディアに決定的な大激変が起きてしまったのは否定しようがないのだと思います。
もちろん紙メディアが全て衰退しているわけではなく、特に地方だと未だに強い紙メディアも健在です。一つ言えるのは、SNS販促がメインになりつつあるし、SNSと既存メディアとのミックスは当たり前にやらないとならない時代になったということ。
メディア下克上の時代とでも呼びましょうか?
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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