オリンピックはスポーツの祭典のみにあらず
2016/04/06
オリンピックのジャンプ葛西選手、凄いですね!まさにレジェンド。個人の銀に続いて団体も銅メダル。団体のメダルって何か自分も仲間になれたみたいで妙に嬉しいですね。
そんな連日のオリンピックですが、僕としては妙なところに目が釘付け。それはジャンプで飛んでいる時に下のカメラから写す「スキー板の裏側のロゴ」です。
「ELAN」とか「FISCHER」とかスキー板のメーカー名が蛍光色でくっきり目に焼きつきます。あんまし、こんな箇所に目をつけている人は居ないと思うんですけど、先日のブログ記事で高梨沙羅ちゃんの敗戦について書いた時のお絵描きで「ELAN」のロゴに気付いたのです。
マーケティング的に見ると、各スキー板のメーカーがこの時とばかり仕掛けているんだと思います。ターゲットは誰か?僕みたいにスキーに興味のないおっさんじゃありません。世界中の少年ジャンパーや正に五輪出場に憧れて日々トレーニングしているスキージャンプのアスリートたちです。
当然彼らは4年に一度のこの祭典の勝負を一挙手一頭足を見逃すまいと目を更にして夜中にテレビの画面を見つめているはず。あのくっきり浮き出た蛍光色のロゴは何の抵抗もなく意識の中に入っていくに違いありません。
そして、次のスキー板が欲しくなるのです。あのロゴを思い浮かべて憧れの葛西選手が使っていた「FISCHER」が欲しい!沙羅ちゃんが履いていた「ELAN」が欲しい!スキー板が見事に広告メディアになっているんですね。
って視点で見てしまうのは、やはり職業病でしょうか?オリンピックは4年に1度のスポーツの祭典ですが、マーケティングの方でも4年に1度の大チャンスだったんですなぁ~・・・フム、フム。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
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