あなたのお客さんはどのメディアに触れていますか？

2014/03/01 2016/04/06

先日、セミナー後の質疑応答の中で、「ＳＮＳ販促は一切やっていないし、フェイスブックとか煩わしくてあまり好きじゃないんですけど、やはりやらないといけないものなんですか？」という質問がありました。ＳＮＳの世界にどっぷり浸かっていて、ＳＮＳの発信が得意で何の抵抗もない人はどんどんやった方が良いし、結果も出せると思います。まあ、やるやらないは自由なので、好きにすれば良いんですけどね。

何故、ＳＮＳ発信が必要になってきているのか？それは単純な理由です。自分の商売のターゲットとなるお客さんがＳＮＳを使っているから。それこそ「使っている」どころじゃなく「浸かっている」状態になりつつある。ちょっと前までテレビに「浸かって」いた人がスマホを通じてＳＮＳに「浸かって」いるようになったからです。今考えるべきは、自分の商売や商品のターゲットがどのメディアを見ているかという事です。例えば、僕の知り合いの電気屋さんと話していたら、お客さんが高齢者が多いので直接エリアを決めて定期的にお得意さんを回るようにした結果、お客さんが営業マンの来るのを心待ちにするようになって売上アップにつながったとの事でした。この場合のターゲットはスマホなんか見ない人たちなのでＳＮＳでいくら発信しても見ることはない。営業マンそのものが最も強烈なメディアとなって売上につながるわけです。

結局、メディア選びはターゲットの行動次第で百社百様だということです。自分のターゲットがどうみてもＳＮＳ主体の生活をしていると読んだら、ＳＮＳは苦手とか言っていたら間違いなく取り残されて商売を続けれなくなるでしょうね。自分のターゲットの生活に思いをめぐらせて、どの発信メディアを選ぶか考えてみたら良いと思います。

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