儲かる商売など無い
2016/04/04
昨日のレッド・オーシャンとブルー・オーシャンの記事はとても反応が良かったです。現代では、人口減の影響も大きくほとんどの業種がレッド・オーシャン(血の海)市場ともいえるわけです。
殆どの業種がレッド・オーシャン(血の海)市場って、大変ですよね。これまでと同じように、ただ真面目に商品並べて商売しているだけでは、毎年確実に前年比割っていくんですから。親の世代は日本の経済成長の果実を余すところなく受け取り、これまでの日本の経済史上、かつてない圧倒的に良い思いをしてきた。だから親の世代の経営者って、今はひどい時代になったって、あきらめちゃったり国や政治家の批判に終始する人も多い。でも、それを受け継ぐ息子や娘の世代は、愚痴ばかり言っていても始まらない。このレッド・オーシャン(血の海)でいかに生きていくかを見つけなければいけないのです。じゃあ、レッド・オーシャン(血の海)で何とかやっていく生き方ってどんなのでしょう?それは「売れる商品があるのではない、売れる売り方があるだけだ」、あるいは「儲かる商売があるのでない、儲かる売り方があるだけだ」に尽きると思います。良く、今の商売をあきらめ気味の経営者が陥る思考に、「新しい事業をやる」というのがあります。そうして始めた新しい事業で成功した人を僕は殆ど知らない。それは上に書いた言葉、「儲かる商売」を追い求めた結果なのです。「儲かる売り方」をしない限り、ムリ。「儲かる商売」など無いのです。例えあったとしたら、皆飛びついて、あっと言う間にレッド・オーシャンになって市場が血で染まる。そして「儲からない商売」になってしまう。そういう時代なのです。
親父さんの世代があきらめてしまった「儲かる売り方」とは何か?息子、娘たち世代が覚えるべきは、自分のターゲットとするお客さんを絞り込み、そのお客さんたちに自分たちの良さを気付いてもらう。それを地道に続ける。そのやり方なのです。「儲かる商売」という青い鳥はどこにも居ない、そこに気付かないとね。
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乗山徹
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