入口でサヨウナラは悲しい
2016/04/03
ここ10数年来、釧路だけでなく日本全国どこの地方都市へ行っても、必ず商業の中心地は郊外のロードサイドに移っています。郊外を車で走らせていると、お店の看板はどれも巨大ですよね。何故だか分かります?人間の動く速度が早くなればなるほど文字を巨大にしないと人間の目と脳が認知できないからだそうです。都会の人通りの多い通りだと皆徒歩ですから小さな看板や入口のA型看板でも十分読んでくれるのです。お店の立地条件によってどの程度の大きさの看板を選ぶかはとても重要です。
基本的に看板も販促物なので、お客さんに気付いてもらわないと役に立たないのです。色々な販促物を使って、ターゲットのお客さんに気付いてもらおうとしたら、視覚、聴覚、嗅覚などの五感に反応してもらわなければなりません。例えば雑誌や新聞に出す広告。これは視覚に訴えるのですが、制約条件としてはスペースがとても小さいということ。一番まずいパターンがメニュー表とかカタログみたいな広告です。この狭いスペースに小さい文字であれもこれも詰め込んでいる。気持ちは痛いほどわかります。ウチの商品、あれもこれも買ってほしい!でも、そんな広告をみたお客さんはどう反応するか?パッと見て瞬時に「面倒クセッ」って次の広告に目を移していくだけ。中味を二度も読むことはないのです。こうして誰も中味まで読まないから、反応が出ない、広告費のムダになるのです。狭い広告スペースにあれもこれも詰め込むってことは、昔の保険の約款じゃないですけど(笑)、中味をなるべく読まないでくださいって言っているようなものです。入口でサヨウナラって感じです。
中味まで読んでもらうには、断捨離の精神で行きましょう。あれもこれも詰め込まないで、テーマを絞る。テーマを絞った販促物を数打つのが基本。あれもこれもと欲張って詰め込むのはご法度。結果反応ゼロです。パッとみて、入口でサヨウナラは悲しい。門前払いをくぐって中まで読んでもらうにはテーマを絞って余計なものを捨てることです。
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乗山徹
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