うまくやりたいと思ったらうまくやろうと思わないこと
2016/04/03
昨日の記事で、SNSの住民にならないと忘れられた人になってしまうと書きました。SNSの住民になることは商いをする者としての最低限の必要条件になったのだと思います。
それでは仮にSNS内の住人になったとして、SNSを商いに活かす最短距離の方法はあるのでしょうか?というのは、以前から何度もこのブログで書いてきたことですが、フェイスブックは特に売り込みの臭いが少しでもすると嫌われてフォローを止めるなどの方法ではじかれてしまうという性質があり、せっかく親しい人と繋がっていても、売り込みは逆効果になる傾向があるからです。
実際のリアルの取引で考えると、初対面の営業マンから口角泡を飛ばしていきないガーッと商品の売り込みをされると、「頼むからこの人早く帰ってくれないだろうか・・」と思いますよね。ところが全く同じ商品でも、以前から親しい付き合いをしている人が全く同じ説明をすると、「へ~、ちょっと検討してみようかな~」となる。実は、SNS内でも全く同じことが成り立ちます。元々、SNS内で関係性の深い人、例えばFBのコメントやいいね!をいつもくれたりしていて、さらにその人の投稿する記事も普通に親しんで読めるものだったりする人が、たま~に自社の商品の記事を流しても、何の抵抗もなく他の記事と同じレベルで読めるのです。
と普段セミナーで話しているのですが、まさにそれを証明するような投稿が偶然FBのタイムラインに流れてきました。
いつもボランティア活動とか人のための活動が多くて記事の内容も頭の下がるものが多い人が、珍しく季節の商品の紹介記事を流していました。僕は無意識に「へ~、この商品いいかも・・どうせ買うならこの人からだな」と何のストレスもなく読めたのです。
結局、SNSを商いに活かすのに近道は無い。普段、どんな活動をしていてどんな発信をしているのか、SNS上でどんな振る舞いをしているのか、皆見ているということだと思います。最短距離で抜け駆けするような人間はリアルでも最終的には嫌われるように、SNSでもそれは同じ。普段の振る舞いがモノを言う。一生懸命やった分だけ返ってくるし、サボったらサボった分だけしか返ってこない。ありのままの結果が出るということ。近道は無い。
SNSで商いをうまくやろうと思ったら、一番良いのはうまくやろうと思わないこと(笑)です。
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乗山徹
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