日の暮れぬうちに手遅れにならぬうちに

2015/03/31 2016/04/02

売上アップアドバイザーと僕の名刺には書かれています。だからと言って全てのお客さんにマーケティングのアドバイスだけをしているわけではありません。
先日、売上は上がっているけど利益がない、資金繰りが厳しいという会社のご相談を受けました。

僕の仕事はお医者さんじゃないですけど、まず悩みを抱えている方がどこに課題を抱えているのか？どこに隘路があるのかを正確に診断しなければいけません。
利益（キャッシュフロー）＝売上－コスト　なのですが、資金が回っていないというのは利益（キャッシュフロー）が不足していて、借入金返済等を賄うと赤字で、穴埋めにさらに借金をして補填しなければならない状態です。
元を正せば、売上が上がっていないか、コストがかかり過ぎているかどちらか、或いは両方なのです。
状況をお聞きすると、売上は同業他社に比し悪くはない、集客はある程度出来ている。となると問題は売上に対するコストがかかり過ぎているわけです。
色々お聞きしていく内に、原因と対策は見えてきます。この場合、数字の質問に殆ど答えられなかったので、普段から数字に無頓着、殆ど数字を見ない習性になっている、財布の中味を見ないで生活しているようなものです。
こういった場合、まず正確な数値を色々と聞き出し、ほぼ確からしい現状の損益モデルを見せます。さらにそこから目標とすべき数値モデルをお見せします。本来であれば自社で会計をすべきですが、厳しそうであれば代行してくれる会計事務所を紹介します。まず正しい数値で常に経営状態が見えるようにする見える化はどんな会社であれ最低限の条件なのです。

このケースの場合、
・課題は数値を見ない典型的なドンブリ勘定を卒業すること
・解決策として月次損益を見ながら費用の支出を自分でコントロールを効かせる
です。
コスト削減の対策は取り組めば確実に成果が出ることです。これまで取り組んで出来なかったお客さんは一人も居ません。だったら、すぐ行動開始するだけなのです。

経営のバランスをとるのは中々難しい。営業力抜群で集客が得意な経営者はドンブリ勘定に走りがちで数字が苦手、ものづくりやお店づくりが大好きな経営者は営業や販促に無頓着で売上不足に苦しむ。
人間は自分の大好きなこと、得意なことに全神経と情熱を傾ける動物です。でも苦手を放置して何とかなるほど経営は甘くない。
苦手と思っているものでも、やってみれば好きになることも多い。早めに行動して手遅れにならないように手を打つだけです。
経営のお悩みを抱えている方は、まずご相談に来て下さいね～。怖くないですから（笑）。

「なるほどね・・・」という方は　↓　↓
↓↓　クリックよろしくお願いします

今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう！

————————————————————————————————–
売上アップや組織活性化のご相談したい方は声かけてくださいね。お申込みはこちらからできます。
（料金は１時間目途で１万円、延長料金不要）
Skypeを使って遠隔地の方にも対応します。ご相談後にＦＢメッセージやメールで販促物の添削もできますよ。
————————————————————————————————–
さらにこのブログを読んでいただいてる方に特別耳打ちしますけど（って、ホームページに載っているんですが（笑））、無料の相談日、次回は４月２３日（木）です。詳しくはこちらを読んでお申し込みください。こちらは時間枠が埋まった時点で締切ですのでお早めに。
————————————————————————————————–
シーサー君メルマガ（無料）は毎月１０日と２５日に発行、登録はこちらから
————————————————————————————————–