自分だけそっとしておいて欲しいは通用しなくなった
2015/11/13
5年前には殆ど使っていなかったフェイスブックが今や自分の生活や仕事のプラットフォームになっています。これは僕だけに限らず現代人皆がこの流れに乗っている。
人より少し早くブログやフェイスブックの発信をしてきたのですが、この流れがグンと大きくなったのが2013年、その根拠はFBのいいね!がその年を境に一桁違ってきたから。それまで10以下のいいね!だったのが100いいね!を超すようになった。2013年を境にフェイスブックが日本社会のプラットフォームになったというのが僕の理解するSNS年表です。
で、ここに来て商売やる人でSNSをスルーしているような人は殆ど将来が見えない、あきらめなさいって世界になってきた。だからSNSは全員参加。そうなると本当に良い商売をしようと思ったらSNSの世界でどう生きていくか、どう振る舞っていくかがとても重要になってきているのです。つまりSNS空間がリアル空間と同等の重要性を持ったということであり、SNS空間は特殊なオタク的な人だけが棲息する空間などと未だ考えて、発信、発言、振る舞いを控えているとマイナスにしかならないということです。ビジネスに活かそうと考えるのであれば、リアル空間と同等に真摯にメンバーと付き合う態度が必要であり、守るべきマナーや常識を覚えて振る舞うべきなのです。
・例えば、フェイスブック上で友達申請をする際に未だにメッセージなしの人が多い。僕はメッセージなしの人は承認を保留します。申請する本人に悪意はなくともどこの誰だかしらない人の承認は怖くて出来ません。友達のリストを抜かれて悪用される可能性を考えてしまいます。ここではルールとして(1)友達申請の際にはメッセージをセットで申請する、ことが必要だと思います。
・あとはコメント欄の使い方で誤解を与えることが多い。コメント欄は関係性を育てる上で最も強力なツールなのですが、強力だからこそ振る舞い方に気をつけるべき。最悪なのは、せっかくコメントをくれたのに黙ってしまうこと。コメントって最初は中々書くのに勇気が要るものです。でもコメントを返さないということは人が話しかけているのに無視しているのと同じ。無視されたら相手は傷つきますよ。投稿によっては、ば~と数多くコメントが押し寄せる時もありますが、その時はまとめてお礼を言うとか、とにかく沈黙は避けた方が良い。要するに(2)コメントされたら返すのが基本、なのです。
・発言したと思ったらいつも商品の売り込みばかりという人も嫌がられます。(3)商品情報オンリーの投稿はやめましょう、ってことです。
・いいね!についても、誰にもいいね!押さない人も多いのですが、少なくとも自分はその人に興味を持たれてはいないな~という印象を与えるのは間違いない。(4)いいね!は感じた時には小まめに押しましょう。
結局、フェイスブックの受け手としての行動は、いいね!かコメント、更にメッセージの3手段しかないのです。単純な道具立てだからこそ、気持ちがそのままストレートに伝わり易いのかもしれません。
こういった振る舞い方を分かって行動しないと、変に誤解されたりするだけです。リアルの世界で誠実に振る舞っているなら、SNSの世界でも同様にすべき。そろそろSNSは特別な空間なので行動は控えさせて戴きますってのが通用しなくなってきたと思っています。真面目に真正面からSNSに取り組みましょう。自分だけそっとしておいて欲しいというのなら商売はあきらめた方が良いかもしれません。
「一理あるかも・・・」という方は ↓ ↓
↓↓ クリックよろしくお願いします
こんなことをご相談したい方はお申込みはこちらから。
(有料で1時間目途で1万円です。)
さらにこのブログを読んでいただいてる方に特別耳打ちしますけど(って、ホームページに載っているんですが(笑))、日程が合えば、無料の相談日もありますのでお申し込みください。こちらは時間枠が埋まった時点で締切ですのでお早めに。
乗山徹
最新記事 by 乗山徹 (全て見る)
- 顧客の創造_4つの謎 - 2021/1/2 土曜日
- コロナと共に去りぬ - 2020/6/29 月曜日
- パンドラの箱が開いた - 2020/6/28 日曜日
- 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_10枚目 - 2020/5/12 火曜日
- 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_9枚目 - 2020/5/11 月曜日
関連記事
-
成功事例を盗め!
今回のK-BIZ経営相談室から日本一行列のできる相談所長小出宗昭氏の 皆が役立つ …
-
本番の舞台にどれだけ立つか?
昨日の日曜日は、市内の杏園堂鍼灸院(10月から『あんずの種』に事業所名が変わる) …
-
タイムマシンに乗って
僕はブログ以外に毎日書いているものがあります。それは日誌です。何時に誰とあって何 …
-
モノの前にヒト!関係性消費の時代です
昨日のブログで「可能性無限大ライブ」に参加して素晴らしいセミナーだったという記事 …
-
新しい時代を造っちゃるんじゃ!
国産のウィスキーって、水割りやロック、ハイボールとかで今では当たり前に各家庭でも …
-
ファーストペンギン
スマホ紛失騒動であたふたしていて書くのが遅くなってしまいましたが、今週火曜日は福 …
-
天動説の「妄信」をぶち壊せ!
太古から人は昼と夜があるのは太陽や星が動いているからだと思っていました。今では地 …
-
「楽しい」は実力化する
久々に会う人から、いつもブログ読んでいます。あの絵良いですね、毎日自分で描いてい …
-
未来を変える唯一の方法
昨日の記事で、ブラタモリの中で当時、斜陽都市と呼ばれていた小樽が観光都市として短 …
-
つながりマップを創ろう
繁盛店の必ずやっていることはお得意さん集客である、ということはこれまで何度か書い …