売上アップアドバイザー シーサー君

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売れるデザイン売れないデザイン

      2015/11/12

今日、食事しながらお昼のワイドショー見てたら東京オリンピックのロゴデザインがベルギーのデザイナーから訴えられた件をやっていました。すっかりワイドショーネタになっているのですが、法律的には意匠権で訴えられても問題なくIOC側が勝つそうです。多分今の世の中、コピーが当たり前で無意識の内に以前見たデザインを取り入れていたなんてことが常態化しているのだと思います。今回のこの事件は純粋にデザインの盗用という問題で、盗用の境界線自体が中々難しい。どっちにしても僕としてはどうでも良い問題であまり興味が持てない。
新規ドキュメント 74_1
それよりも僕がデザインとかデザイナーに対していつも思っているのは、商業デザインを頼んでも中々お客さんに伝わるデザイン、売れるデザインが作れないという点です。勿論中にはちゃんと勉強して売れるデザインをつくる人や会社も存在しますが、現実にはまだまだ少数派だと思います。
デザイン業界全体の問題とも言えると思うのですが、デザインというと冒頭書いたワイドショーネタのように形としてのデザインのことしか頭にない。売るために最も重要な要素が全く考慮されずにすっぽり抜け落ちたままデザインしているとしか思えないのです。
例えばチラシや広告で考えてみましょう。(1)誰に読んで欲しいのか顧客ターゲットを絞る。(2)強み、どんな良いことが待っているのか表現する。(3)お金を使う出口が示されている。
最低でもこれらのポイントを熟考して練り上げられているか?これは依頼主との共同作業で練り上げられる必要があるけれど、出来上がった販促物はその形跡が感じられない。

せっかくデザインの技術があるのに、もったいないことしているな~と思います。恐らく今後は既存のデザインの仕事は激減していくでしょう。既存のデザインとはただお客さんに指示された内容をコピペで繰り返すデザインのこと。
ただでさえ、SNS社会になって紙媒体の仕事は激減しているのに、コピペで何の反応もないものを納品している限り、お客さんは益々手を引いていくと思います。
でも、もし売れるデザインの技術、ノウハウを身に付けたデザイナーであれば、世の中に必要とされ仕事がどんどん増えていくと思います。
まあ、コンサルタントも全く同じことが言えるので、人のことは言えなかった(笑)。頑張ります。

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北海道釧路市の中小企業診断士&ITコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中!

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