年末の風物詩挨拶回りに思う
年末になると風物詩とも言える挨拶回り、未だに良く見られる光景です。
僕もコンピューター会社の営業マン時代はいつもお世話になっている企業や役所をこの時期、スケジュール組んで回っていたものです。
営業やる前は事務のセクションだったんですが、挨拶して廻って何の意味あるんだ?って実は思っていました(笑)けど、営業やってみて顔を出すというのは大事ということが分かってくるわけです。
顔出したからと言って必ずしも商談に持ち込めるわけじゃないんだけど、やっぱり顔出しは大事。
それは取引の前提となる「人間関係」を育てるためです。
お客さんは全く同じ条件なら、いつも顔出して親しみを持っている営業マンからモノを買いたいのです。
商いをやっていてお客さんから「忘れられる」というのが一番怖いことだと思います。
忘れられたら選んでもらえないから。
だから年末年始の挨拶回りって凄く大事、堂々と「忘れられない」ための顔出しの口実が出来るから。
昔はこの商売上最も重要な「忘れらない」手段が、リアルの顔出しやニューズレターやハガキなどに限られていたけど、ソーシャルメディアが出てきて革命的にやり易くなった。
フェイスブックでセルフィー(自撮り、インカメとも言うらしい)流すとかブログを毎日書くなんて行為が四六時中簡単に出来るわけで、「忘れられない」手段としての「顔出し」が多様化している。
だからといってリアルの顔出しはもう要らないか?というとそんなことはなく、直接会った方がよりインパクトがあるのは言うまでもないこと。
つまり、リアルとソーシャルの両輪を廻すのがスタンダード。ってそろそろ常識化していると思う。
リアルでもソーシャルでも「顔出し」サイクルを常に回していく時代になった。
この季節の風物詩、挨拶回りにこんなことを思いました。
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乗山徹
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