絞りに絞ってみよう

今朝、カミさんが出がけに僕のパソコンのフェイスブック画面を見て、「あれ？婦人物のパンプスの広告が出てる、何で？」

僕「あ～、多分、この前俺のAmazonアカウントであんたの服買ったからだよ。」
ん～、Amazonでモノ買った途端、関連商品の広告がフェイスブックにどんどん出てくるのは今に始まったことじゃありませんが、僕が面白な～と思ったのはもっと別のことです。

この婦人靴のＦＢ広告は結構前から載っていたんだろうけど、僕が気付かなかっただけなんだろうな～ってこと。
僕が気付かなかった婦人靴の広告を、カミさんはパッと気付く。
これってマーケティングで最も重要なポイントだと思います。
つまり、「人間は自分に興味のあるものにしか目がいかない」ってことです。

メディアで販促をする時に、ターゲットを絞れ！という理由がここにあるのです。
自分の商品に興味のある人は限られている。だから、興味のありそうな人に気付いてもらえるようなキャッチコピーにしたり、文面を販促物に表現していけば良い。
自分を支持して、敢えてお金を使ってくれる限られた人とはどんな人なのか？絞りに絞って考えてみましょう。

マーケティングは万人向けに誰にでも受けようとする所から悲劇が始まる。
商売は自分に興味のありそうな人にだけに気付いてもらえば良い。
そう考えると、相当肩の荷が軽くなるんじゃないですか？

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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