ししゃもは釧路が本家や!
2016/04/29
僕が子供の頃、ししゃもと言えば釧路の名産品だった。
その頃、ししゃもパイというお菓子がお土産品として釧路駅に売られていて
結構観光客に人気の商品でした。
と、当たり前のようにししゃもは釧路の魚と思っていたら、いつの間にやら
ししゃもは鵡川って事になっていて、僕の感覚からしたら「オイ、オイ、いつ
からそんな事になったんだい?」って感じなんですが、早い話がこっちが
本家と思って油断してたら知らない内に先をこされっちゃたという事です。
今日ご相談に見えたのは釧路ししゃものブランド化に取リ組む釧路市産業推進
室専門員の澤口さん。
国産ししゃもの9割は釧路から広尾にかけての北海道東部の近海で獲れたもの。
それなのにブランド化は鵡川が圧倒的に成功している。
そこでししゃもの釧路ブランド復活をかけて「釧路地域ブランド推進委員会」
が立ち上がり、ししゃもを加工した商品開発に取り組んでいるもの。
どちらかというと子持ちししゃもの食感が好まれていますが、身の味自体が
良いのはオスの方なのです。
そこでオスのししゃもを加工した製品開発を進めているとの事。
当事業では商品開発の専門家派遣も3回までできるのでその活用をお薦めし
ました。
まずは良いものを作る。作っただけでは誰も知らない。
次はマーケティングの出番。この美味しさを世の中に伝えて行く作業がまって
います。
やることは多し。
地道な努力と行動の先に釧路ブランドの復活が待っているのです。
頑張りましょう。
乗山徹
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