ネーミングは売り手買い手双方にかける魔法

昨日の集客道場では、１対１でペアになって相手のセールスポイントを一言のキャッチフレーズで表現してみようという練習をしました。
そこで出てきたワンメッセージを名刺の上に書く、ブログの題名にする、Twitterの名称に使う等して、仕事の声が掛かりやすくするのです。

何故、そんなことをするのか？
まず第一に、自分で自分の強みが見ていない人が殆どだからです。
それほど、自分の強みは自分では見えない。

先日、こんなことがありました。
盟友のメディアコンサルタント荒川岳志さんと飲んだ時のこと。
荒川さんとは、腹割って人生のことを何でも話せる間柄で、会う度に本音で色々話して互いにアドバイスしたりし合っています。
そんな荒川さんの一言、
「乗山さんって、中小企業者にいつも寄り添って、そっと応援しているよね。その姿勢・気持ちが好きなんだ」

自分では、そんな風に見えるなんて思ってもみなかったのですが、確かに言われてみると、そんな所があるのだと思います。
多分、荒川さんが色々な人を見て、その上で僕の特長がそこにあると、見えているわけです。

それと二つ目の理由、多くの人が自分を売り込むのが下手、というより自分を売り込むのが嫌いだからです。
ところが、自分の強みをワンメッセージで言葉で表現した瞬間に「売り込みづらい自分」が「売り易い商品」に変換されるのです。
つまり人間は「自分」を売り込むのは気が引けるのですが「商品」を売るのは得意なのです。

買い手、売り手の双方に見事な魔法をかけることが出来るのがネーミングなのです。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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