売上アップアドバイザー シーサー君

*

市場との対話してないかも

   

僕が住む道東、釧路・根室地方は漁業と酪農が盛んで食に関する資源は全国的に見て豊富だと思います。
こちらに来られて帰りの土産品も海産物やその加工品などを和商市場などで買う人も多い。

一方、それらの地場産品が飛ぶように売れているかというとそうでもなく、むしろ売上の低迷に悩む業者さんが多い。
食べて戴いたら、その良さが分かると思うのですが・・という典型的なパターンです。

このコラムでは何度も繰り返していますが、モノが売れる理由を単純化して考えると2つあると思います。
一つは(1)商品に魅力(強み)がある。
もう一つは(2)買って欲しいお客さんにその魅力が伝わっている。

この場合、シアワセなことに(1)はクリアしています。世界中の誰が食べても美味しいのに間違いはないって位、この辺りの産品は誰の舌をも唸らせる実力を持っていると思います。

問題の多くは(2)の買って欲しいお客さんにその魅力が伝わっていないのです。
何故魅力が伝わっていないのでしょうか?

それは一言でいうと、市場との対話をしていない、からです。
自分から買って欲しいお客さんにアプローチしない限り気付いてもらえないのです。
SNSを使って、紙メディアを使って、リアルの場でいかにお客さんと対話するか。

リアルの場では、自分から「おはようございます」と元気に挨拶することで対話が産まれて親しくなっていくと思うのです。
もし、互いに何も言いださなかったら何も起きませんよね。
自分から相手に対して波紋を起していくと、どんどん波紋の輪が広がって、市場全体が揺らいでいく。

自分からアクションを起こすことを遠慮する必要なんかないのです。
自分から対話を始めたら、必ず何らかの反応が返ってきます。
そして対話を延々と続ける、その内に対話の輪がどんどん広がっていく。

まず自分から第一声を発しましょう。そこから全てが始まる。

【お知らせ】
**************************************
3月9日(木)スタート5日間【第6期 販促の達人養成塾in釧路】のご案内
30
2~6名の少人数性グループコンサルティングで、参加各社毎のオリジナルな集客システムを構築します。
詳細とお申込みはこちらを

The following two tabs change content below.
アバター画像
北海道釧路市の中小企業診断士&ITコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中!

 - シーサー君ブログ, マーケティング, 最新NEWS, 経営

  関連記事

パンドラの箱が開いた

コロナによって、好むと好まざるにかかわらず、パンドラの箱が開いてしまった、と実感 …

ハートにスイッチを入れて

僕がコンサルタントという仕事を続けていて思うことは、どうして会社や経営者の個人差 …

名刺の重要性が変わりました

週末、札幌でエコ名刺ユーザー交流会で講演させて戴きました。エコ名刺とはバナナの皮 …

口コミのメカニズムを追って

年度末でWindowsXPのサポートが切れるのと、消費税上げ、税金対策の三重苦( …

犬も歩けば棒に当たる

今週は月~金まで釧路を離れて首都圏に居ました。出張先でも毎日この一日一絵一文のブ …

優しさと嬉しさが伝わる商品

フェイスブックを見ていて思わずシェアしてしまった投稿がありました。 100歳のお …

那覇の夜は更けて

昨日は沖縄2日目、日中はずっとエクスマのウルトラエヴァンジェリストコースの研修を …

人間は面白い方になびく

テレビが生誕して60周年だそうでNHKが糸井重里さんの司会で「テレビの未来はどう …

自撮りから始めたら?

12月になってしまいました。飲食店は1年でも最も忙しい時期、こんな時期に花の金曜 …

耳の痛い話

今「JALの奇跡」という本を読んでいます。 絶対に再生不可能と言われた日本航空J …

PAGE TOP