人は誰も ふるさとを振りかえる

一昨日、夕方出掛けようとしたらピンポ～ンとチャイムが鳴り、ドアフォンから「藤田です」の声が。
聞き覚えのない声に、「あれ？藤田さんって誰だっけ？」と一瞬思ったのですが、すぐピンと来ました。

「もしかして雄別炭鉱の理容店の？」と訊くと「そうです」との事。

先日のブログ「昨日、雄別で」でご紹介した、かつて栄華を誇り７０年に突然閉山し、今は無人の原野となった雄別炭鉱の動画を作成した、あの藤田清志さんが、わざわざ訪ねて来てくれました。

藤田さんは今年７５歳で、スマホもパソコンも持っておらず、知人からフェイスブックやブログで拡散されているという話を聞いても見ることも出来ず、僕の所に何とかたどり着いたとの事。
動画をつくってみたものの、どうやって雄別炭鉱出身者に見てもらうか皆目分からず、僕がブログとＳＮＳでの拡散したのを大変喜んでくれたようです。

ってことで、再度、動画を掲載しますので、もし家族や知り合いに雄別っ子がいらしたら、是非この動画を拡散していただけると嬉しいです。
※動画１

そう言えば雄別を去る時に、僕は引っ越しのトラックの助手席乗ってたんですが、シューベルツの「風」という曲がラジオから流れていたのを鮮明に覚えています。

人は誰も ただ一人旅に出て
人は誰も ふるさとを振りかえる
ちょっぴりさみしくて 振りかえっても

そこにはただ風が 吹いているだけ
人はだれも 人生につまずいて
人はだれも 夢破れ振りかえる

何かふるさとを突然失い全国に散らばっていくあの時の雄別っ子の心境に、これほどぴったりは唄は無かったように思います。
だから強烈に覚えているのかな。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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