紙だけで終わるな！

昨日の北海道新聞の経済欄に「製紙３社営業減益」とありました。
釧路は王子製紙と日本製紙の工場があるので、どういうことか読んでみると段ボールや大人用紙おむつの需要は好調だが、新聞用紙や印刷用紙の需要が減少していて全体の足を引っ張っているとのこと。

高齢化社会で老人用のオムツが売上を伸ばし、ネット通販等の宅急便用の段ボールが増え、ＳＮＳ全盛でチラシなどの紙メディアが激減している。
今という時代がそのまま紙の動きに反映されているんですね。

実は昨日の販促塾３日目は紙メディアをいかに伝わり易くするかがテーマでした。
近年、チラシや広告を出す会社がどんどん減っているのは間違いないのですが、かといって紙メディアが全くなくなるわけではないのもまた確かなところ。

だから、同じチラシでも捨てられないで読んでもらえるように作るというのは大原則なわけです。（未だに読まれないで捨てられるチラシを量産している会社が多い）

でも今の時代、紙メディアはそれだけじゃダメです。
作った紙メディアは必ずネットにつなげないといけません。
だって、紙メディアが人の目に触れる可能性がどんどん減っているんですから。

紙メディアとネットのリンクは２方向で考える。

１．作った紙メディアはＳＮＳで必ず拡散する。
チラシ、ＰＯＰ、広告、黒板などせっかくつくった紙メディアは直接目に触れる人にしか届かない。
どうせなら、同じ文面をインカメ画像と共にＳＮＳで拡散すると、一気に拡がって伝わっていくのです。

２．商談に直接つなげたい場合には出口としてホームページやネットショップ、ＦＢページ等にリンクするようにＱＲコードを貼っておく。
スマホユーザーが圧倒的に増えた今、紙からネットに誘導するにはＱＲコードが最適。
これ絶対やった方が良いです。

という感じで、紙だけで終わるなんてもったいないよ。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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