産業地図が変わってしまった

2017/09/08 2017/09/09

毎朝の朝ランで走りながら、新聞を読みながら、パソコンで資料を作りながら、出張で移動しながら、僕は大体音楽を流しながら生活しています。

以前だとＣＤかけながらというスタイルだったんですが、今やそれは皆無。
ほぼ定額制の音楽配信サービスのGoogle Play Music にお世話になっています。

飛行機の中とかWi-Fiが使えない状況でも事前にダウンロードしておけば大丈夫。

僕はこのサービスを使うようになって音楽の聴き方が変わりました。
例えばGoogle Play Musicで、沖縄民謡の「安波節」を検索すると色々なアーティストの安波節がダーっと出てきます。
そのなかの「金城実」さんを聞いたらとても味があってもっとこの人の楽曲を聴きたいと思ったら、横にあるアルバム名「金城実前曲集１」を選ぶとアルバム全曲を聴くことが出来るし、iPhoneへのダウンロードが一瞬で出来るので飛行機の移動中などWi-Fi環境がない場所でも聴くことが出来るのです。

こんな風にイモづる式に曲を辿っていけるので、沖縄民謡で聴けない曲はないという位に自由度が増しているのです。
２年前にサービスが始まったころは、沖縄民謡なんてあまりないんだな～という印象だったのに、２年で凄い充実ぶりです。

僕みたいに、沖縄音楽、ジャズ、ロック、ラテン、懐メロの歌謡曲、ＡＫＢ（笑）など全くジャンル拘らずに聴く向きには最高の環境ですね。

ところでふと心配になったのですが、こんな風にリスナーが定額制で音楽聴いた場合にミュージシャンに収入が入るのだろうか？という素朴な疑問が湧きました。
調べると、１曲聴くごとに音楽会社にお金が入りそれがミュージシャンに渡るようです。
ちょっと安心しました。

特に沖縄音楽みたいに一般的にはマイナーな分野で、沖縄でしかＣＤが売っていないようなジャンルのミュージシャンにとっては、リスナーが拡がるのかもしれませんね。

今朝の新聞に米国トイザラスが破産の可能性が報じらていましたが、あらゆる産業がネットを中心に激しく姿形を変えており、随分音楽産業の風景も変わってしまったな～なんてことを昨日飛行機内でヘッドフォンでiPhone聴きながら考えていました。

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