あなたは多くの人から愛されるために生まれてきた、死してより光を放ちながら・・

2018/12/10 2018/12/11

先週末、札幌に行ったおり午前中まとまった時間があったので札幌駅のシネコンへ。
色々な人のつぶやきから、見たいな～と思っていた映画を見ることが出来ました。「ボヘミアン・ラプソディ」、ロックグループのクイーンの映画です。

クイーンと言えば、自分と同時代の昔からお馴染みのグループ。
しかし、別にファンというわけでもなく、日本でのデビュー曲、キラークイーンの頃は僕は高校生でしたが、当時としては曲の良さは認めるものの何となく好きじゃないジャンルの音楽。日本では女性ファンがキャーキャー騒ぐ感じでどうも生理的に好きになれなかった。
それと今回の映画の主人公、フレディ・マ－キュリーが正直、どことなくバケモノっぽくて敬遠していた。

そんな風で元々興味もなかったクイーンでしたが、フレディ・マーキュリーがエイズで亡くなったというニュースはちょっとショックだった。
当時（９１年）はまだエイズは死に至る病として恐れられていたのもあり、同性愛者への偏見も相まってダブルのショックだったように思います。

フレディの死後もクイーンの曲は耳にすることが多く、ＣＭやスポーツの場、ラジオでのオンエアなど今だに良くかかる。
昔、どちらかというと忌み嫌っていたクイーンですが、最近はフレディ・マーキュリーって天才だよな～なんて思ったりして自分の中では時間がたつほどに評価が高まっていたのだと思います。
まさに僕も時代もやっとクイーンとフレディに追いついてきたのでしょう。

そんな中で、今回の「ボヘミアンラプソディ」の映画化、カミさんとも「これ見たいね」と言っていたのです。
どうだったか？
とても良かったです。
朝の上映で周りには誰もおらずハンカチで涙を拭き放題。

フレディの人間臭い生き様、音楽家としての天才性と偉大さがよく分かりました。
僕のように、クイーンやフレディ、キモいみたいなイメージを持っていた人は世界的にも数多くいたのだと思います。僕としては、フレディの名誉と尊厳が今回の映画で少なくとも自分の中では回復できたのが何よりも嬉しいし、世界中のこの映画を見た多くの人の心の中で同じことが起こっている事を思うと、とても良かったと思います。

死して尚、益々輝きを放ち続ける。
I Was Born To Love You
そして
あなたは多くの人から愛されるために生まれてきた、死してより光を放ちながら・・
フレディ・マーキュリー＆クイーン、永遠に

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