価値は手に宿る

ここ数日どこに行ってもめっきりインバウンドの方々が居ない。
コロナウィルス禍で一気にインバウンドが消えた感じで、テレビもゴーン、ゴーンと騒いでいたのも忘れて、この話題ばかり。変化が激しいし、未来は予測不能なんだって改めて思う。青天の霹靂の連続がこの世かな。

目を転じると、このごろ新聞の産業面、経済面に毎日必ずといってよいほどＡＩの記事が載っています。
あんまり毎日、ＡＩ、ＡＩって騒がれると何だかすっかり慣れてしまい、そんなに凄いことなのか？って気がしてきます。
確かに相当程度の事までＡＩが自動的に人間の代わりに、しかも圧倒的スピードで答えを出してくれるんだから、そりゃあ価値のあることですわ。

新しい技術は出てきたときには衝撃的だけど、それがどんどん実用化されて普及すると当たり前になる。多分、自動車も、ワープロも、蓄音機や電話も、皆同じ運命を辿ってきた。

ＡＩも同じ運命を辿るだろう。
「〇〇にＡＩを活用」って記事ばかりだけど、皆ＡＩを使ったら、皆同じような出来上がりになって、結果あんまり価値がないんじゃないかなぁ？
そんなことをふと思った。

皆、自動化されたら逆に人の手になるもの、人の意表をついたアイデア、そこにしか価値が感じらなくなるじゃないか。
人の手の魔力。

昨日、何か素敵だと、ぼーっとある商品に惹きつけられて見ていた。
そこに人の手の魔力が宿っているからじゃないか。
そう思った。

人の手の価値、価値は手に宿るってことじゃないのかな。
直感ってあるでしょ。
多分、直感に共鳴するのは人の手が醸し出す魔力なのかもしれない。
人の手って凄い。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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