争奪戦の幕が開けられた

昨日は阿寒湖温泉まりむ館ででゲーミングカジノ誘致研究会の会議でした。

講師に㈱国際カジノ研究所所長の木曽崇氏を招き講演のあと３グループに

分かれて誘致シナリオのブレーンストーミングを行い大変中身の濃い３時間

半でした。

先週の時事通信 8月24日(水)配信によると、

カジノ推進法案を策定＝今秋にも提出―超党派議連

「民主、自民、公明など超党派の「国際観光産業振興議員連盟」（カジノ議連、
会長・古賀一成民主党衆院議員）は24日、カジノ導入に向けた基本法「カジノ
区域整備推進法案」をまとめた。25日に総会を開き、法案を正式決定する。
各党の党内審査を経て、今秋にも法案を国会に提出する。
　同法案によると、国は地方自治体の申請に基づき、カジノ区域を指定。
民間事業者に対する認可や犯罪監視を行う「カジノ管理委員会」を内閣府の外
局として設置する。また、カジノで得られた収益の一部は国や自治体が納付金
として徴収し、東日本大震災の復興財源にも充てる。　

カジノ合法化に向けて法案を今臨時国会遅くとも来年の通常国会に上程

する日程で動いているとのことで全国３０団体程度ある誘致団体が一斉に

誘致に向けた動きを本格化させています。

木曽氏は現在日本にある観光資源は殆どは昼間の観光資源。夜は食事をした後

部屋に戻りテレビを見たりして過ごす事が多い。カジノは唯一ともいえる夜に

付加価値を産む観光資源である。

東北海道は自然観光が観光資源であるがその補完機能としてカジノを使い

観光資源の保全、保護に資金を還流させる。何故なら昼の観光資源である

自然観光は中々お金を産まずその保全保護さえ難しくなっているから。

観光業側から見れば年間の季節変動、一日の中の夜の問題などお金を生まない

時間の補完としての有力な観光資源としてカジノを捉えることができる。

一方地域全体の視点から最も大切にしたいもの、例えば自然や文化遺産の保護や

保全に資するものでなければカジノ施設を設置する意味もない。

さらに地域全体の都市開発の視点、観光エリアを広域バスケットとして捉え

市町村など行政区域の視点から脱することが必要との事。

全国的に見ると大阪の橋下知事や沖縄県民主党プロジェクトグループなど

強烈に誘致を進めており被災地の仙台空港などでも誘致の動きが目立ちます。

最初の３箇所に北海道及び私たちは入れる可能性は高いとはいえないと思います。

来年の３月には全国誘致団体協議会主催の全国カジノサミットをこの阿寒湖

温泉の地で開催する準備を粛々と進めています。

かの地に日本初のカジノ複合施設誘致が現実化するよう各人全力で役割を果たし

行動あるのみですね。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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