ビジョナリー・カンパニー

昨日から札幌のお仕事でした。

経営者の役割について考えさせられた２日間でした。
今の時代、会社が危機になればなるほど原点が何だったのか、一から考える必要がある。
経営者の最大の役割はビジョンを示すこと、そしてその数字の裏づけすなわち何年後こうなるという見通しを示す事。それがより確からしいもので社員も納得できるものであれば皆付いていき良い循環が始まる。逆であれば絵に描いた餅となり会社はバラバラになる。
例えば今の日本に置き換えてみると分かりやすいのではないでしょうか。バブル崩壊以後自民党政権から今の民主党政権に至るまでこの国のビジョンを語ったリーダーは一人も居ない。何故語れないか？国の借金が大きすぎて数字的な見通しが立てる事ができないから。リーダーが国のビジョンと将来の見通しを語らない。こんな事を２０年も続けてきて更に借金を天文学的数字に膨らませてきた。国民は心の底から政治を信用しないのは当たり前。
先日５回にわたってセイコーマートの経営をブログに書きました。
北海道に市場を定め、高齢化と過疎化に対応して安全で最高の食材を提供する。まさに存在する理由が明確にあるビジョナリー・カンパニーだと思います。しかも数字的な見通しに裏付けされている。
本当にかじ取りが難しい時代。ビジョンと見通しを持てない会社は存続ができない時代に入ったと感じた日でした。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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