売上アップアドバイザー シーサー君

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マーケティングはすぐ行動

      2016/04/28

昨日は標茶町開発センターで中小企業家同友会の例会を行ない「中小企業経営の最先端を学ぼう」という題で講演しました。

前半はいかにして選ばれる会社になるかという事。つまり良い会社づくり、商品づくりの話。後半は良い会社や商品をつくっただけでは売上は上がらない。その良さを外部に伝えて売上を獲得していくにはマーケティングをするしかない。会社づくり50+マーケティング50でやっと100になる。前段の会社づくりはどの会社に必死に取り組むが、後段の50を忘れている会社が多いという話をしました。
つまり両方やらないとダメなのです。会社づくりや商品づくりは時間がかかります。しかも良い会社をつくろうと思ったら際限が無いのです。でも地道に取り組まなければ絶対良い会社になれるわけがない。人材を育成して強固な組織をつくり、物流やシステムなどインフラを整備し、無駄なコストを抑えるよう計数管理をがっちり行う。これが選ばれる理由づくり、会社の基盤づくりです。
でもこれだけやっていても今の時代売上は中々上がっていかない。この優れた会社や優れた商品をお客さんに知ってもらって始めてモノが動き売上が上がって行くのです。

先日僕のブログに書いたセイコーマートの丸谷社長が4年半前にスカウトされた後必死に取り組んできたのは、どちらかというと野暮ったいイメージだった同社の優れた部分を外部にひたすら伝えてきたことだと思います。あの話(先日書いたブログこちらクリック)を聞いちゃったらホットシェフのおにぎりをどうしても選んでしまうんです。
つまり選ばれる理由づくりを長年かけてしてきた。今度はその選ばれる理由をお客さんに伝える事で更に集客を増やし売上を上げている。

ではマーケティングはどの時点でやったら良いか?
答え・・・今すぐ始めましょう。
実は「選ばれる理由」はほとんどの会社が既に持っている。だって長年事業を継続してきて、一生懸命会社づくりしてきているんですよ。
例えば、お米屋さんを例に取ると店内もとてもきれいですっきり見やすい商品配置です。全国からブランド米を仕入れている。「選ばれる理由」ばっちりです。
でも米の銘柄、産地と値段しか書いていない。ここにPOPでどんな味でどんな栽培法でとかウンチクが書いてあったら多分相当売れ行き変わると思います。
こんなのって今すぐできますよね。POPなんて手書きの方がインパクトありますから。

①「選ばれる理由づくり、基盤づくり」は時間をかけてじっくり取り組む(自分で気付いていないだけで実は出来ている会社が多い)。②それを伝えるマーケティングはできる事からどんどんやる。
決意や決断を待ってから行動なんて思っている人は一生何もできない。どんどん歳とって意欲も薄れて最後はあきらめにたどり着く。逆に行動していく中で見えてくる事の方が多い。
世の中動かすのは行動力のある人だけだと思う今日この頃。

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北海道釧路市の中小企業診断士&ITコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中!

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