２０１１師走の予言

2011/12/01 2016/04/28

大阪府知事、市長のダブル選挙で大阪維新の会が勝利しました。橋下氏の強引なやり方に批判も多いようですが、凄い人が現れたもんだと思います。
橋下氏の出現は日本の政治史上というより歴史上大きな転換点になる可能性があるのではないかと思っています。

日本の財政上の債務の膨らみはギリシャどころではなくダントツで先進国一。２０年来に渡る政治の怠慢の賜物以外の何物でもない。これまでの既存政党が与野党問わず目先の票欲しさに「あまい囁き、問題先送り」を野放図に続けてきた結果です。
日本という国は現役世代が金もないのに借金生活で良い生活を送り、借金を未来の世代に付け回して来た。もちろんそれを甘んじて享受してきた僕たち国民に一番の責任があるのは言うまでもありません。
ギリシャを見るまでもなくこんなやり方ではいよいよもたないと国民もやっと分かってきて既存政党に何も期待できない人が増えている。
橋下氏が大阪府知事としてこれまでやってきたことを細かくは知りませんが、府と市の二重行政解消やマクロ政策で近畿圏の経済の復権を起こす合理的な政策を掲げ、ぶれない、反対勢力に対して情け容赦なく攻撃するなど織田信長的なリーダーシップを発揮しているように見えます。
少なくとも「あまい囁き、問題先送り」型政治の対局にあるように僕には見えます。
この人は間違いなく国政に出てくる。選挙後に既存政党が戦々恐々で維新の会に歩み寄っているのは怖さを肌で感じているからでしょう。
「あまい囁き、問題先送り」型政治の権化みたいな人たちまで一緒に連携を、みたいな事を言っているのには笑えますけどね。
大阪府議会や市議会選で起きたことが国政選挙で場でドミノ倒しのように起きる。そんな事も十分あるかもしれないのです。
今回の大阪の出来事が日本が現役世代の「食い逃げ」をやめる歴史的転換点になるのでしょうか。
この予言が当たるか、外れるか。
どっちだと思います？