曲がり角が来た

今日は日帰りで北見に行ったあと釧路の労災病院で移植医療ネットワークの会合。やっと今帰宅してブログ更新しています。
北見は開発した製品のマーケティングの相談、もう１件が設備投資計画のご相談。それぞれ面白くて可能性を感じさせるものでした。本当、北海道の人ってイノベイティブです。良くそんな事考えるね！って内容が多い。（良い意味で）

最近、本州の人、北海道の人、色んな人と会っていて気付いた事があります。
昨年あたりから感じていたのが、はっきり見えてきた。
日本の特に地方都市は大きな曲がり角に来ているという事です。
どういうことかというと、これまで大企業の地方工場で成り立っていた町が撤退リスク、現実の撤退という産業基盤の崩壊に直面しつつある。この動きは工場の海外移転で今後加速していくのは避けられないと思う。
その中で北海道が相対的に優位性を発揮できる可能性があるという事。
何故なら、北海道には大企業の工場が極めて少ないから。これまで製造業立国の恩恵もなく殆ど製造業が根付いていなかった。
北海道独特の産業構造、食糧基地を基盤とした産業、観光立国、これらを中心とした産業基盤を伸ばして行く。
一方、工場の撤退した内地の地域は失われた産業基盤を一から再構築するという大変な作業がこれから待っている。

ですから大企業の工場を誘致するのではなく、地域の強みを生かした商品を開発し、付加価値をつけて成功する。こういった会社が今１０社あるとする。これが２０社になり５０社になり、１００社にする。一つの産業集積になる。
今は点でも必ず線になり面になる。
そんな強い経済を作りたいと思います。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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