受注型のままでは
2016/04/28
今日は建設業の方のご相談でした。
建設業って北海道では公共工事中心に永年地元経済を支えてきた基幹産業でした。
この建設業、冬の時代というより社会インフラ整備をほぼ終えた現在、衰退産業の代名詞のようになってしまった。
公共工事100%でやってきた建設業は完全な受注型です。
でも今の時代、受注型すなわち受身で来る仕事だけやっていると単価は下げられて価格競争には巻き込まれるわで全然儲からない。
下手すると赤字仕事の山になってしまいます。
これからの建設業はこの受身の受注型から脱しないとやっていけない。
どの事業者さんに聞いても、独自にお客さんから依頼されてやった工事が必ずある。
そんな仕事は利益率が良いものが多い。
しかも特別に頼まれてやる仕事は他に欲しいお客さんがたくさんいるようなものが多い。
だったらそれを提案型の商品に変えて自分でマーケティングしましょう。
マーケティングらしきことをやったことがないというのも受注型企業の共通する特徴です。
売る商品は既に持っている。
それを振り返って発掘し、まともにマーケティングしましょう。
やること沢山あります。
今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
乗山徹
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